今週で特別指示書(14日間毎日介入可能)が期限切れとなる利用者さん、限度額の都合上で来週からは2回/週のみの介入となりました。
現在良い進行状況ではあるが、施設ではリハビリの様な運動をする機会を確保する事ができない為、週に2回のみの介入では機能維持が限界である事が予想されます。
大きな改善が見込める回復期であり、この状況で介入数が大幅に減少する事は本人にとって大きなデメリットであります。また、本人もリハビリ数が減少することに不安を抱えておりもっと頑張りたいというやる気に満ち溢れていました。
そこで弊社の自費リハビリシステムを説明しました。すると「それは厳しいなぁ、息子に聞いてみて」と。
本日、担当のCMさんにも自費リハビリの件と積極的なリハビリが必要な件をお伝えしました。すると、「自費にしてまでリハビリをする必要は無いのではないでしょうか」とバッサリ。
こうしてまた制度の壁によってリハビリ難民が生まれてしまうことに頭を抱えます。
確かに自己負担額が激増する為簡単に決められる訳はありません。しかし本人やCMさんが現在までのリハビリに満足している中でも自費となると見送りとなる。
リハビリの価値はまだまだその程度に捉えられているということでしょう。
リハビリをより手軽に、より身近に届けられるようにしたい。
ただ、リハビリを安売りする訳にはいかない。商品を売る事の難しさを痛感しています。
リハビリを必要な方に必要なだけ行き渡るように試行錯誤していかなくてはなりません。