南の小言

100年健康を作るPTの日常

個性を消すな

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今日はバスケットボールの試合でした。約5年ぶりにチームに登録した為、久々の公式戦となりました。息抜きのつもりで望みましたが、訪問リハビリ1件→試合→休憩→試合→訪問リハビリ1件と非常にハードな内容で、とにかく疲労困憊です。

 

当ステーションの訪問看護、訪問リハビリは基本的には土日祝休みではありますが、利用者さんの曜日都合や他ステーションとの兼ね合いを鑑みた結果、結局のところ土日祝に訪問することが多々ある為、一日丸丸休日になることはあまりありません。

 

仕事仕事で気持ちや生活が息詰まることがないように自らで精神面や体力面を調整して行く必要があります。

 

バスケの様なチームスポーツには仕事(企業)にも通ずる点があると思います。私のチームは、加入したばかりの私や後輩の意見を積極的に取り入れる雰囲気があります。若者であり新米選手の意見を積極的に取りに入れることのできるチームは今後必ず強くなります。新しい風を嫌うようなチームはそこで成長が止まってしまい、一定のレベル以上のチームを作ることはできません。

 

それは企業においても言えることです。年功序列が強い企業はその凝り固まった考え方から逸脱する事は出来ず、社会の波に乗ることが出来ません。公務員はまさにそうです。歳を重ねれば重ねるほど給料が上がる、歳を重ねれば重ねるほど役職に就くことが出来るという古い考えの元成り立っています。若者よりも勤続労働者の意見が優先される為、若者は将来の為に我慢し、勤続労働者は役職に居座り続けます。

 

確かに勤続労働者の企業への貢献度は高いと思いますが、私が思うに、この我慢している10〜20年ほど無駄なものはありません。将来の安定を第一に求めるのであれば堅実な選択ではあるのかもしれませんが、自分の可能性を消してしまうことになります。

 

我慢をして嫌な仕事を続けるくらいなら、若者の意見が尊重される未来ある企業に就く、又は開業するしかありません。

 

日本は個性を消される国と言われています。様々な個性を持った子供の形が三角だろうと四角だろうと、義務教育を終えた頃には皆が丸になります。そういう国です。

 

しかし社会人になって、個性を消される社会に自ら飛び込む必要はありません。

 

自分の個性、可能性を最大限発揮できる環境を自分で作っていくことが重要です。

 

人生において多少の我慢は必要ですが、何十年単位の我慢なんていりません。

 

自分の未来は自分で切り拓きましょう。