南の小言

100年健康を作るPTの日常

日常に活かせる仕事

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最近は毎週水曜日と土曜日に地元の友達とバスケをしていますが、今日、1人の友達がバスケ中に肉離れを起こしました。

 

私はPTであり、肉離れ患者へのリハビリ経験も豊富である為、状態の程度や予後予測、対応方法等を説明しました。彼は肉離れが人生初の経験であり対応の仕方を知らなかった為、大変感謝されました。先日も別の友達がぎっくり腰になった時に上記のような説明を行い感謝されました。

 

今ではネットで簡単に疾患や痛みに関する情報を拾うことはできますが、情報過多により自身で情報の取捨選択する必要があります。肉離れやぎっくり腰に限った話ではありませんが、患部を冷やしたほうが良いと謳う人もいれば温めたほうが良いと謳う人もいます。私たちも状態に応じて冷やすべきか温めるべきか考えますが、そういった分野の知識を持っていない人たちからすると、ネットの情報だけではどれを選択すべきか分からない事が多いと思います。

 

投資なんかはその典型であり、そういった情報弱者をターゲットとしたマルチ商法を実施している悪徳企業も増加しています。そんな時に正しい投資知識を持った人が周りにいればその人は救われるかもしれません。

 

何か問題が生じた時に身近にその問題に纏わる知識を持った人がいると重宝されます。

 

このように仕事以外の場でもその経験や知識を活かすことができる仕事は別の価値があると思っています。

 

家を買いたいと思った時に周りにFPがいれば相談できますし、ダイエットや筋トレをしたいと思った時に周りにトレーナーがいれば相談ができます。

 

たくさんの人を救う、即ち世の中に貢献する第一歩としてまずは身内や友達等身の回りの方たちを幸せにする必要があると思っています。

 

ビジネスの観点から見ると、それはお金にはならないかもこと知れません。ただ、お金だけで動いている人は必ずどこかで大きな壁にぶつかります。大半の仕事は人との繋がりが命であり、身の回り方たちですら大切にできない人は、対人の仕事も当然上手くいかないと思います。

 

仕事の知識や経験を日常に活かし、より多くの人たちの幸せに貢献できるような活動をしていきましょう。