仕事の移動中に3台の消防車と遭遇しました。3台とも運転席と助手席に消防士が乗っており、私の前で左折してきました。その際、助手席の消防士が、3台とも身を乗り出さように巻き込み確認を実施していました。あの徹底ぶりには学ぶものがあります。当たり前のことを忠実に守っている姿勢は、国民の命を守る職人として素晴らしいと感心しました。トラックの助手席の人が両足を上げて座っていたり、窓のところがゴミだらけだったりする光景を本当によく見ます。ここに大きな差を感じました。
業者による優劣は無いと思いますが、自分たちの社会的価値を高めたいのであればこういった細かい点も大切にしていかなければいけないと思いました。
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昨晩、約1年ぶりの「いっぷく友の会」に参加してきました。いっぷく友の会というのは、「司法、医療、福祉、教育等にとらわれず気軽に情報交換できる場を目指して…」というコンセプトで定期開催されている飲み会であり、様々な業種の人が集まって、飲みながら情報交換をするものです。昨日は約30名程が集まり、積極的に自分自身や自社のアピールに勤しんでいました。今回は看護師1名と一緒に参加しましたが、そのおかげもあって前回よりも収穫の多い会になったと思います。
経営者もたくさん参加していましたが、やはり経営者の纏っているオーラは凄まじいです。あの只者じゃ無い感は私には出せません。そして総じてコミュニケーション能力が非常に高く、言葉一つ一つに厚みがあります。
最初に私の隣に座った方は保険会社の営業マンでした。保険の営業マンということもあってやはりコミュニケーション能力に長けており、マシンガンのように話します。それだけで勿論凄いことではありますが、その後に経営者とお話しさせて頂くと、言葉の厚みの違いを感じました。
良いことを言っているのは分かりますが何となく話が右から左に流れてしまう営業マンの話と、聞いているだけで話に入り込んでしまう経営者の話。何がそこまで違うのか。私が純粋に経営者の話に興味があるというのも大きな理由だとは思いますが、話し方や内容にも違いがあると思います。ただ、その違いを言葉に表すことは難しいです。
営業マンと経営者の話し方の違いを自分の中で理解し、良いところを吸収する必要があります。PTは技術職でもありますが、人間性が重視される職でもあります。誰からも選んでもらえるような人間性を目指しつつ、それを証明できるようなコミュニケーション能力が私には必要だと感じました。
今回の参加者の中で20代は恐らく私を含めても3人のみ。後は30〜50歳代が中心です。人生でも社会でも大先輩である方々の輪の中に誘って頂き、こうして話ができた経験は非常に大きいです。