根拠のない自信は営業マンにとって重要と言われていますが、私たちに医療人に必要なものは【謙虚さ】だと思っています。ただ、医療人は経験を重ねるにつれて謙虚さがなくなってしまう傾向にあります。大きな病院で働いている常に高圧的で偉そうな40〜50代の女性看護師を「お局」と呼びますが、「私はこんな上司にならない!」と心に決めた若手看護師でさえ、数十年後同じようなお局に成り上がってしまうことも珍しくありません。
ここで絶対に忘れてはいけないのは謙虚さです。ここで謙虚さがなくなる14の兆候を紹介いたします。
①時間が遅れがちになる
②約束を自分から破りだす
③他人の批判や会社の批判が多くなる
④挨拶が雑になりだす
⑤すぐに怒りだす(寛容さがなくなる)
⑥他人の話を上調子で聞き流す
⑦仕事に自信が出てきて、勉強をしなくなる
⑧物事への対応が緩慢になる
⑨何事も理論で解決しようとする
⑩打算的になりだす(損得勘定が先になる)
11 自分が偉く思えて、他人がバカに見えてくる
12 立場の弱い人に対して、強くものを言いがちになる
13 言い訳が多くなる
14 「ありがとう」という言葉が少なくなる(感謝の気持ちがなくなる)
皆さんは、この14の兆候に幾つ当てはまっていますか?私は自分に自信がない人間なので一つも当て余っていませんが、いずれ自信がついた時にこのような人間にならないように注意したいと思います。謙虚な人間の周りには人が集まり、傲慢な人間を人は避けていきます。必要以上な謙虚さは逆に悪い印象を受ける場合はありますが、謙虚さが欠けてしまうと人生は悪変する可能性があります。
私自身、親からは「常に謙虚でいなさい」「天狗になるな」という教育を受けてきました。そのおかげもあって人に自慢することはほぼありません(自慢できることもありませんが)
謙虚な成功者を目指して頑張っていきましょう。