南の小言

100年健康を作るPTの日常

心無い発言は慎もう

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先日、利用者さんが住んでいるマンションの隣にある小学校から大きな声が聞こえました。耳を傾けてみるとおそらくバスケクラブの応援練習でした。私も中学、高校とバスケ部の時はよく応援練習をさせられました(笑)大会前はメンバーに入れなかった人たちで毎日声が枯れるまで応援練習をしました。あの時は応援練習が苦痛でしかありませんでしたが、上級生になって試合に出れるようになると、応援の力の大きさに驚きました。あの時の自分たちの応援が試合に出ていた先輩方を支えていたことを実感すると共に、応援の素晴らしさを理解しました。

 

応援に関して、最近私が悲しい気持ちになった出来事を紹介します。

 

先日まで開催されていた甲子園にて滋賀学園の応援に注目が集まりました。独特なキレキレダンスと物凄い声量で観客を沸かしており、SNSでトレンド入りするほどの大バズり。まさに会場を味方につけている感じがしました。

 

しかし、一方でその動画に対するコメント欄を覗いてみると、なんと批判的な意見も多く述べられていました。「彼らは何をしに野球部に入ったんだ?」「私が親なら泣いてしまう」「応援に全力を注ぐなら野球をしろ」「そんなことしていないで素振りしろ」など数人ではなく多数の批判コメントで溢れていました。

 

私には理解できません。

 

全国ベスト8に輝いた滋賀学園で試合に出場することがどれほど難しいことなのかコメントしている人は理解しているのでしょうか。応援している部員が一番悔しい思いをしているのです。努力してもメンバーに選出されなかった彼らがチームのために何かできることはないかと考えた時に全国NO,1の応援団を作ることだと考えたのでしょう。実際に会場を味方につけた彼らの応援あっての全国ベスト8だったと思います。

 

高校球児たちの努力を、何も知らない大人が平気で批判する。

 

怒りを通り越して呆れます。

 

どんな素晴らしいことにも一部批判的な意見を述べる人はいますが、今回の件に関してここまで多くの人が批判的な意見を持っていることに正直驚きました。全力で応援した高校球児に向けられる批判的コメントは見るに堪えません。

 

皆さんはどう思いますか?

 

SNSは意見を自由に述べることが可能な場でもありますが、匿名で顔出しもしていない人の心無い発言が溢れています。ネットでの誹謗中傷が社会問題となっている昨今、加害者が一向に減少しないことが不思議でなりません。

 

悲しい時代ですね…

 

という少し私の愚痴も混ざった内容でした。

 

これもある種の批判になるんですかね。