南の小言

100年健康を作るPTの日常

また地震…

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今日は朝6時30分頃に発令された緊急地震速報で目が覚めました。毎度あの大音量が部屋中に響き渡ると動悸が止まらなくなります。暫く目立った地震は発生していなかったので油断していました。

 

またもや発生した能登半島地震。金沢は震度3程度だった為そこまで大きな揺れではありませんでしたが、能登地方は震度5強。半年前の大震災がフラッシュバックした人も多いと思います。 ニュースを見ていると、怪我をした人や家が倒壊してしまった人が結構いるみたいです。まだまだ復興の目処が立っていない中、傷口に塩を塗るような出来事。不憫で仕方がありません。

 

被害を受けた人たちに向けて物資提供を行ったりボランティア活動に参加したりする姿勢は日本人の良さだと思います。

 

私の利用者さんの中にも震災により金沢に避難してきた人が数名いますが、急に住み慣れた場所から追い出されるストレスは相当なものだと思います。そして、相手が自然ということでやり場の無い怒りや悲しみも大きいと思います。

 

そんな利用者さんを【第2の家族】として支えることが訪問看護ステーションの役割でもあります。物資提供やボランティア活動とは違いビジネスの一環という形にはなってしまいますが、「苦しむ人を支えたい」という気持ちを忘れてはいけません。

 

ステーションを大きくしたい最たる理由は救える人を増やすため。小さなステーションでは狭い範囲の人しか救うことができません。

 

震災で苦しんでいる人たちより遥かに良い生活を送ることができている私たち。そんな私たちが怠けていてはあまりにも愚かです。きゃんばすを拡大させ、より多くの人を救うことのできる体制を整えなければなりません。住み慣れた地域から強制的に引き離された人たちの精神的支柱になれるように励んで参ります。