南の小言

100年健康を作るPTの日常

能登地方から金沢へ

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昨晩石川県には雪が積もりました。雪に加え凍てつくような寒さ。避難所にいる方々にとってまさに地獄のような環境でしょう。暖房下で生活ができる私が弱音を吐く訳にはいきません。

 

今日は祝日でしたが訪問リハビリが7件あり、忙しい1日でした。施設入居中の利用者さんのリハビリ後に施設管理者(看護師)と少し話しました。

 

地震の影響で能登地方から多くの人が金沢に避難してきており、金沢市の施設入居依頼が殺到しています。訪看も震災に遭われた方からの依頼が増えるかもしれませんよ」

 

私たちは直接的に能登地方に出向くことはできません。というよりも、被災地側が外部の訪問の自粛を促しています。その分能登地方の方々が金沢に来た場合、安心して暮らすことができる体制を整えていかなければなりません。金沢の在宅医療サービスの需要が急増しそうです。

 

こういう時こそ社会貢献に尽力したいと思います。側からみたらただ仕事をこなしているだけのように感じるかもしれませんが、私たちの念頭には【社会貢献】というものがあります。

 

依頼を受ける→業務をこなす→報酬を得るという流れがあることには間違いありませんが、私たちは単なる銭稼ぎで動いている訳ではありません。あくまで社会問題の解決を長期目標として動いている訳であり、目先の利益や人の為にならないことでは動きません。

 

能登地方から金沢へ避難してきた方々でリハビリ難民がいれば積極的に受け入れたいと考えています。

 

能登地方から金沢へ避難してきた方々が、金沢でリハビリを実施した後、住み慣れた能登地方へまた戻ることができますように。