南の小言

100年健康を作るPTの日常

緩消法??

訪問リハビリで必ず発生するのが移動時間。利用者宅間が近い時は10分程度で移動できますが、長い時は30分以上も時間を要する時があります。

 

最初は移動時間も耳で聞く勉強をしていましたが全く集中できず、最近はYouTubeや音楽を垂れ流しする方法で長い移動時間を乗り切っています。

 

今日は「れいわの虎」をYouTubeで流しながら移動していましたが、そこで気になる志願者の会を見つけました。

 

「緩消法を世の中に広めたい」

 

緩消法とは筋肉の緊張を解消して血行を促進し、痛みを取り除いていく施術のことをいい、 2007年に生理学博士である坂戸孝志先生によって開発された治療方法です。

 

マッサージや筋膜リリースと似ているようで少し違うこの治療手技。少し胡散臭さを感じる反面理にかなっている回答やこの治療手技に対する思いを聞いていると徐々に詳しく知りたい気持ちが出てきました。

 

れいわの虎本編では残念ながらnothing(出資を受けられない)となってしまいましたが、将来性を十分感じるものだと思いました。

 

ということですかさず彼の出版している参考書をAmazonで購入。自分なりにマッサージや筋膜リリースとの比較をしていきたいと思いました。

 

医療界隈ではエビデンスの有無が非常に重要となってきますが、徒手治療手技に関して確固たるエビデンスを持っているものはありません。筋膜リリースですら否定している医者はたくさんいます。

 

私たちが人に施工する場合はエビデンスの高いものを優先して選択する必要がありますが、除痛という分野に関しては様々な治療手技を試してみることも良いことだと考えています。

 

なんの技術もなく誰も治せない「エセ治療家」になってしまわない為にも、一つの分野や手技に固執せず、様々な治療手技を知ることが大切だと感じました。

 

とりあえず学びを深めます。