今日はリハビリ6件+グループホーム夕勤というなかなかハードなスケジュールでした。今年頭にリハビリが終了となった利用者さんのリハビリが再開になったり、週1回から週2回にリハビリが追加された利用者さんがいたりと嬉しいことが重なった1週間でした。それでも今月はゴールデンウィークの影響もありリハビリ新規依頼は物足りない状態。看護の依頼は来てるのでステーション全体としては悪くはありませんが、やはりリハビリ依頼が少ないと焦ります。昨年たくさん発行されたリハビリメインの特別指示書もここ数ヶ月は発行されておらず、特別指示書のありがたみを強く感じます。
腐らず5月後半も頑張って行きます。
【スウェイバック】
日本人の9割がこの姿勢と言われており、不良姿勢の代表的な存在です。私がリハビリしている利用者さんのほぼ全員がこの姿勢に当てはまる訳ですが、何十年という年月をかけて作られた身体なので治すことは簡単では無く、リハビリ前後の即時効果は出ても次回訪問時には元に戻ってしまうことが大半です。
もちろん私の技術不足の面も大きいですが、ボディイメージの歪みが改善を難航させます。
ボディイメージの歪み(認知の歪み)については以前もブログに記しましたが、そういった場面に遭遇すればするほど人間の身体の不思議さを感じます。
「まっすぐなのに前屈みに感じる」
「今にも倒れそうな状態をまっすぐに感じる」
側から見たらその姿勢でいることの方が辛そうなのに、本人にとってはその姿勢の方が楽に感じる。
不思議ですよね。
なぜそうなるかの理論に関しては理解していますし説明もできます。しかし、知れば知るほど「人間の身体って不思議」という気持ちが強くなります。
機械も時には誤作動を起こしますが、人間の身体(脳)は誤作動の連続です。その誤作動を修正するために代償動作が出現します。代償動作の連続が代償姿勢を作り、脳がその姿勢を正常だと錯覚。代償姿勢がさも正常姿勢かのように脳が認識してしまい、その姿勢から逸脱した動作を逆に代償動作と認識してしまいます。
こうして身体は崩れていきます。
身体のことを知らない人からすれば意味不明な文章でしょう。それだけ不思議な構造や仕組みをで成り立っています。
いくら勉強してもはてなマークが無くならないのが人間の身体
人間の身体って不思議