昨年9月に交通事故に遭った私の祖母。一時は生死の境目を彷徨っていましたが、一旦施設に入所したとのことで仕事後に面会に行ってきました。
10月に病棟面会に行った時は冗談抜きで誰かわからない状態になっており、普段の祖母とあまりに違うので部屋を一度出て病室や名前を確認しなおしたことを覚えています。歩くなんてもっての外。認知機能も低下していました。
そこから度重なる手術やそれに伴う転院を繰り返した祖母は、まさに地獄のような日々を送っていたと思います。
…
約半年振りになる祖母との面会。
正直私のことも分からないくらいになってしまっている可能性もあり、不安しかありませんでした。
しかし、その不安は祖母の顔を見た瞬間消えました。半年前にあった顔の巨大な術痕は小さくなり表情は軽やか。普段通り祖母に近い雰囲気に戻っていました。
なかでも一番驚いたのは、独歩でまっすぐ歩いていたこと。施設内は自由に動いても良いらしく、笑顔で部屋まで案内してくれました。
交通事故前と比べあらゆる身体機能や認知機能が著しく低下してしまったことは否めませんが、それでも半年前より遥かに元気になっている祖母の姿を見ることができ、
「人間の生命力は凄い」
そう強く思いました。
また状態が安定している訳ではなく、明日からまた入院、手術だそうです。
少しでも元気を取り戻して欲しいという願いから面会に行きましたが、逆にパワーを貰いました。
あと少し!
祖母には頑張ってもらいたいですし、私も頑張ります。
もっともっと偉くなった孫の姿を見せることが出来るように今、頑張ります。