東日本大震災から今日で13年。発生当時、私は接骨院のベッドで寝ていました。石川県は震度2程度だった為、私は全く揺れを感じませんでした。ただ、ニュースを見た時の衝撃は今でも覚えています。それでも実際に被害にあった訳では無かった為、どこか他人事に感じていた節があったかもしれません。
今年1月1日に能登半島地震が発生したことで地震の恐ろしさを身をもって体感しました。このまま地面が裂けてしまうのでは無いかと思わせるほど大きな揺れ、倒れかけの電柱、隆起する地面、散乱した皿の破片、あれはトラウマものです。
能登に住んでいた人たちが、安全な地を求めて金沢に続々と移住しています。金沢のアパートが能登からの人たちですぐに埋まってしまう状況らしく、家賃相場も爆上がりしています。私が住んでいたアパートも、私が契約した時より2万円以上も家賃が高騰しています。不動産屋はウハウハでしょうが、石川県民は苦しい状況です。
自然災害はいくら対策を講じても完全に避けることは困難です。
何が1番大切なのかと考えた時、私は「毎日後悔なく生きること」だと考えます。
日々何も考えずに暮らしている人は、何かあった時にとんでもない程の後悔に苛まれるでしょう。
「明日死んでも良い」くらい日々を全うすべきです。
私の祖母は昨年9月に交通事故に遭い、身体の全ての自由を失いました。家事全般はもちろん公共交通機関を利用して買い物をしたり散歩をしたりと特段不自由のない生活を送っていました。ただ、ある日を境に人生は一変。今も病院で手術と療養を繰り返しています。人生が狂ったと言っても過言ではありません。
自然災害ではありませんが、明日何が起こるか分からないということを体現しているような出来事でした。
私も、こうなる前からもっと祖母に感謝を伝えるべきだったという思いでいっぱいですが、祖母自身が最も辛く、相当後悔の念があると思います。
今からでも祖母にできる限りの事はしていきたいと思っていますが、元気な祖母が帰ってくるかは分かりません。
貴方は毎日後悔なく生きることが出来ていますか?
被災で亡くなられた方々に黙祷を捧げ、毎日後悔なく生きる努力をしていきましょう。