南の小言

100年健康を作るPTの日常

あなたは暑がり?寒がり?

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猛烈に暑かった数日間とは比べ物にならないくらい今日は肌寒く、久々にパーカーを羽織って仕事をしました。

 

皆さんは寒がりですか?暑がりですか?

 

私は圧倒的に暑がりです。代謝が良いので簡単な運動でも多量の汗をかきます。近年の夏の気温は異常に高く、5月でも30℃を超える日が出てきました。夏の気温上昇は1960年代頃からと言われてますが、実は平均気温は30年前と比較してもあまり変化はありません。ただ、真夏日(30℃以上)と猛暑日(35℃以上)が急激に増加しています。

 

夏場でも窓を開ければ心地よい風が風鈴を鳴らす時代はとっくに過ぎており、代わりに熱風が襲います。

 

「あなたは暑がり?寒がり?」という調査の結果、65%以上が暑がりと回答しています。しかし、私の経験上高齢者のほとんどが寒がりと言います。筋肉量減少による基礎代謝量低下が主な原因だと思いますが、夏場でもエアコンを付けない方がたくさんいます。

 

熱中症になる危険性が高いためおすすめできることではありませんが、逆に今の若者はエアコン生活に慣れすぎており、冷房病にかかっていると言われています。

 

冷房病とはエアコン生活が中心になることにより体温調節機能が破綻してしまう自律神経失調症のひとつです。理論上は基礎代謝量の低下している高齢者にも多く見られるはずですが、案外若者の方が多かったりします。

 

理由は高齢者にエアコンを付ける習慣があまり無いからでしょう。自身に備わっている体温調節機能を活用して気温の変化を乗り越えている為、自律神経が乱れることが少ないのではないでしょうか。

 

1家に1台どころか各部屋にエアコンが備わっている便利な時代。好きにエアコンを活用出来る環境がかえって免疫力を下げている可能性は否めません。

 

エアコンを付けなかったことで熱中症で亡くなってしまう高齢者の事例も少なくありませんが、付けすぎて健康を害することは理解しておく必要があります。

 

暑いからエアコンを付けるという安直な考えは捨て、健康を第1に考えたエアコンの活用法を取り入れるべきです。

 

…ということでエアコンフルMAXで生活したい人はとにかくそれ以外の時間は運動しましょう。