私のバスケの先輩に、災害復興支援の為に能登地方へ派遣されている人がいます。普段は石川県の職員として金沢市で働いていますが、現在は休日返上で能登地方の被災者の為に働いています。彼の実家も能登地方にあり、半壊したそうです。
昨日そんな彼からこのような話を聞きました。
「私たちが能登地方に行っても他の都道府県から支援に来てくれている人達に『石川県の方々はゆっくり休んでいて下さい』と言われる。だから行っても何も出来なくて申し訳ない」
久々に心が温まる話を聞きました。
確かに最近は、DMATを始め多くの県外ナンバーの復興支援車が金沢市を経由して能登地方へ向かっている姿を目撃します。
私たち石川県民からすると、被災されたのは【能登地方の方々】という感覚です。しかし県外の人たちからすると、被災されたのは【石川県民の方々】であるということが今回の件でよく分かりました。
日々石川県民の為に奮闘して下さる方々には感謝の念に堪えません。そしてアフターフォローは私たちの役目です。
今回の震災により今まで受けてきたサービスが途絶えてしまった人が多くいると思います。そんな方たちの生活を私たちがサポートし、安心安全な生活を営むことができることで金沢が【第二の故郷】となればと思います。