南の小言

100年健康を作るPTの日常

全国の舞台で活躍する友 vol.1

12下旬から末にかけて開催されたバスケの冬のインターハイ。通称ウインターカップ

ウインターカップに関するブログは12/27に投稿しました。大会は約一ヶ月前に終了していますが、YouTubeでは現在も大会に関する動画が投稿され続けています。

 

試合のハイライトはもちろんですが、大会後に毎日更新される【ラストミーティング】というものも私の1つの楽しみになっています。

 

ラストミーティングは文字通り最後のミーティングです。大会を終えたチームが会場の外に集まり、監督やコーチが総評を行います。大会や3年間について、選手や監督、コーチまでもが涙ながらに熱い思いを語る姿にはもらい泣きさせられます。

 

昨日、石川県代表(女子)のラストミーティングを見ていると、みたことのある人物の姿がありました。

 

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彼は星稜高校時代のバスケ部の同級生です。

彼が学生時代から「いつかはバスケのコーチをしたい」と話していたことを覚えています。そんな彼は今、教員を務めながら目標だったバスケのコーチをしています。

 

そしてコーチとしてウインターカップの舞台に立ちました。

 

彼は昔から本当に努力家で、朝は誰よりも早く、夜は誰よりも遅くまで残って練習していました。【出来ることはなんでもする】そんな男でした。

 

それはコーチになってからも変わっていません。

 

選出たちを遠征に連れていく為に自腹で中型の免許を取得したり、こまめに他のチームの偵察をしたりと努力をしていたことを知っているため、ウインターカップ出場が決まった時は私も嬉しかったです。

 

彼はラストミーティングで涙ながらに思いを語り、選手たちは涙を流しながらもどこか楽しそうな顔をしていました。選手たちからの彼への信頼の強さが伝わりました。

 

日本航空石川高校は能登地方にあり、地震により大きな被害を受けています。そして彼もまた能登地方に住んでいます。大変な思いをしながらも彼は「毎日が楽しい」と話します。

 

学生時代もそうでしたが、この歳になっても彼から学ぶものが多すぎます。