南の小言

100年健康を作るPTの日常

スモールジムにもこんな会員さんが…

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最近は9割以上をきゃんばす業務に費やしている南です。きゃんばす業務とスモールジム業務では全く違った形で頭を働かせる必要があり、悩む機会も倍増しますが、仕事は多ければ多いほど楽しい。

 

そんな中、今日もメディカルサポートが一件ありました。正直こんなケースがスモールジムに来ていることに驚くレベルでした。

 

メディカルとフィットネスの隙間を埋めることがスモールジムの役割の一つでもありますが、大きく医療側に寄っている方も入会している現実を知りました。医療側に寄っている方には医学的見解や情報が必須となります。トレーナーが自身の知識や経験のみで挑むのは相当危険なことであり、最悪の場合大問題に発展する可能性があります。

 

もし、既に病院に通っていたりPTのリハビリを受けていたりする場合、どのような診断を受けどのようなリハビリを実施しているのかを詳しく聞く必要があります。その情報を元に自分の見解と照らし合わせた上でプログラムを立案する必要があります。

 

担当PTが実施しているリハビリが正しいかは分かりませんが、医学的評価結果に準じてプログラムを立案しているはずなので、比較的間違いは無い(はず)です。

 

トレーナーが実施すべきと考えたプログラムを担当PTが実施していない場合、なぜ実施していないのかを深く考えるべきです。単なるPTの怠慢の可能性もありますが、なにか「医学的」理由が含まれているはずです。

 

ただ、その点について担当PTに直接聞くことは困難なケースがほとんどだと思います。そこで必要になるのはやはり勉強です。

 

メディカルとフィットネスの境目を埋めるには、メディカルとフィットネスを知らなければいけません。

 

どこまでがフィットネスの範囲なのか、どこからがメディカルの範囲なのか、線引きは難しいですが、その線引きが適切でなければ健康被害を及ぼす危険性があります。

 

【一生勉強】が会員さんを変える第一歩。