南の小言

100年健康を作るPTの日常

人間のピークには【適度な運動】で対抗

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最近疲れやすくなってきました。まだ26歳ですが既に体力の衰えを感じている今日この頃。それでも周りの人からは「なぜそんなに元気なの?」と良く言われます。自分では疲れやすいと思っていても、周りから見たら元気な類なのかもしれません。

 

人間には様々な能力が備わっていますが、当然歳と共にその能力は衰えていきます。人間の情報処理能力は18歳〜19歳、短期記憶は25歳、身体機能は24〜25歳がピークだと言われています。使っていない能力はこのピークを超えると目まぐるしい勢いで低下していきます。しかし、逆にいうとしっかり活用することで低下を緩やかにすることはもちろん、むしろ向上させることも可能です。

 

若いうちから運動習慣がある人は、同世代と比べ歳をとっても疲労感や身体の悩みを訴える頻度が低い傾向にあります。

 

激しい運動で怪我ばかりしていては健康から遠ざかってしまいますが、適度な運動はあらゆる能力をピーク年齢に縛られることなく向上させることが出来ます。運動部出身が社会に出て結果を出す人が多いのも、有名企業のトップに筋トレをしている人が多いのもそういった理由があるかもしれません。

 

【適度】という言葉は非常に曖昧であり人によって大きく差が出てくるものですが、簡単に言えば怪我をしない程度の運動が一番だということですかね。怪我が身体の代償運動を作りますし、その代償運動の積み重ねが不健康体を作ります。

 

怪我をしない程度の運動が健康寿命延伸に寄与すると思っています。

 

必ず訪れる人間のピークには【適度な運動】で対抗していきましょう。