南の小言

100年健康を作るPTの日常

営業も継続

現在1〜2ヶ月に1回程の頻度で各居宅介護支援事業所や地域包括支援センターへ営業にまわっています。

 

その中で1番難しいと思うことは、CMの記憶に残してもらうことです。

 

私のステーションは県内の中でも1番街中にあり、恐らくこの街唯一のステーションだと思います。

 

その為、営業先でステーションの位置を伝えるとほぼ確実に驚かれます。これは記憶に残す意味では大きな武器になると思っていました。

 

しかし、私のステーションの存在を知っているかと尋ねると、これまたほぼ確実に知らないと答えます。

 

昨年ステーション立ち上げの際に、看護師達が何度も営業回りをしています。その為、CMの方達も初見では無いはずです。でも、みなさんが知らないと言う。

 

つまり全く記憶に残っていないということです。

 

位置のインパクトは武器にはなると思いますが、それだけでは記憶に残る期間も短く、記憶に無いステーションは仕事が貰えません。

 

1度のインパクトでは無く、何度も何度も顔を出し、しっかりと良い記憶を残して頂かなくてはいけません。

 

営業先の管理者の方にこんなことを言われました。

「営業は継続が命だよ。私が今世話になっている福祉用具の会社様に1年半毎月営業に来てた子がいて、その子は1度も仕事をお願いしていないのに必ず来てくれてた。ある日、普段お願いしている福祉用具の会社様と予定が合わなくて急遽他の会社が必要になった時、真っ先にその子が頭に浮かんで1年半越しに依頼した。その子が本当によく働いてくれて、今は1番の取引先です」

 

素晴らしい話を聴かせて頂き、継続の必要性を改めて実感しました。

 

もちろん全てがこの話のように上手くいく訳ではありませんが、やはり可能性を高めるには継続しなくてはいけないと感じました。

 

この業界は、目の前でYesNoが出る訳でもなく契約が取れるわけでもありません。手応えがあろうがなかろうがお仕事を貰えなくては意味がありません。だからこそ、とにかく通い続けインパクトを与えて行きたいと思います。