南の小言

100年健康を作るPTの日常

リピート率

最近はバタバタと忙しい事に託けて、なかなか居宅介護支援事業所への営業活動が行えていません。しかし、実際のところただの怠慢であり、ちょっとした隙間で営業活動に励まなくてはいけないと常々思っています。7月は【営業活動と学習】をテーマに取り組んで行きたいと思います。

 

営業活動を行えていない分、リハビリ新規の依頼が増えている訳ではありませんが、週1回介入だった利用者さんが週2回、週3回と追加介入となるケースが増えています。これは私にとって、新規依頼と同等に喜ばしい出来事です。

 

私のリハビリに価値を感じて貰えた証であり、保険適用ということで一回当たりの自己負担額はそれほど高くないとは言え、追加料金が発生してでも追加したいと思って頂けるリハビリを提供できている証拠だと思っています。

 

訪問リハビリが週1回から週2.3回に増えることは、言い方を変えるならば【リピート】ということになりますが、治療院での【リピート】とは意味合いが全く違います。

 

よくネット広告に【リピート率90%】等リピート率の高さを謳っている治療院があります。何度も通っていることは【何度も選ばれている】ともとれる為、アピールポイントではあります。しかし、裏を返せば根治できていないからリピートしているということ。治療院は運動をさせる場所ではなく、直しても日常が原因で再発してしまうことは容易に考えられる為、根治させることはそもそも難しいと思います。ただ、【治せていないからリピートしているのでは?】と感じる人もいると思います。その為、治療院でいうリピート率は捉え方次第でプラスにもマイナスにも傾きます。

 

その点マッサージ屋は、リピート率=店の質に直結します。気持ち良く思ってもらうことが主たる目的ですからね。

 

訪問リハビリは必要に応じてマッサージ的なことも行いますが、私の場合ほとんどが運動です。その為、訪問リハビリでのリピート率は、フィットネスジムのリピート率(継続率)と近いものがあります。運動価値とトレーナー価値の両方を感じてもらうことで初めてリピートが生まれます。

 

訪問リハビリは利用者さんと生涯関わっていく可能性が高い為、価値を感じてもらうことは非常に大切です。

 

今後もリピート率を維持していけるように励みます。