南の小言

100年健康を作るPTの日常

短気は損気

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世の中はお盆休み。道路は車で溢れかえっていますが、所謂煽り運転を行っている人がたくさんいました。煽り運転が罰則化され厳しく取り締まるようになったにも関わらず、未だにこれほど煽り運転を行う人がいる事に唖然としました。

 

短気な人には他の人の気持ちが分からないという特徴があり【共感性の欠如】が目立ちます。この性格は仕事にも必ず悪影響を及ぼしますし、常習的に煽り運転を行なっている人が、ゆとりを持って仕事に取り組めている訳がありません。プライベートでは短気だが仕事で短気では無くなるという人間は存在しないと思っています。

 

相手が短気な性格か否かを判断する際、煽り運転を行なっているかどうかは十分すぎる判断材料となります。

 

短気な人は性格を改める必要がありますし、相手側は短気な人をビジネスパートナーとして選んではいけません。

 

それだけ【短期は損気】という事です。

 

自分が短気だと思う人はアンガーマネジメントを実践すると良いでしょう。自分がどのような場面で怒りを感じるのかを把握し分析する。また、怒りを感じた場合6秒間で怒りを鎮める。この繰り返しで怒りに反射しない自分を作る事が重要です。

 

怒りを原動力に変えるという方法もありますが、それは他人を介さない作業の時に限ります。怒りは負の感情として捉えられやすく、人を巻き込んだ作業を行う際は極力怒りを表に出さない事が鉄則です。常に怒りの感情を纏っている人と一緒に居たい人はいないでしょう。

 

はっきり言ってこれまで述べてきたことは至極当然なことですが、それが出来ていない人が沢山いるのが現状です。

 

性格を変えることは困難ですが、感情のコントロールは鍛錬によって可能となる点も存在します。

 

まずは自分を分析し、怒りに限らず感情をコントロールできるようになりましょう。