南の小言

100年健康を作るPTの日常

認知慣性

今日は人生初の結婚式に参列してきました。小学校低学年の頃から毎日のように遊んでいた友達の結婚式です。普段は無口であまり感情を表に出さない性格の彼ですが、今日は終始笑顔で、今までで1番輝いていました。

 

「友達の結婚式は泣くよ」と前々から聞いており、流石に私は泣かないとは思っていましたが、案の定号泣しました。

 

各々の成長と時の早さを感じると共に、ただボーッと日々を過ごしていると一瞬で歳をとってしまうという焦りを感じました。今回の式に私の友達が6人程出席していましたが、皆それぞれが夢や目標に向かって日々努力をしています。中には先日国家公務員試験に合格した官僚の卵も存在します。私はこのメンバーで仕事の話をする度に刺激になります。

 

学生時代からエリート街道まっしぐらだった彼らは現在有名企業や学校教員として働いています。そんな中、学生時代から勉強があまり得意ではなかった私は、現在学習面で非常に苦労をしています。世の中は徐々に学歴社会では無くっており、有名大学出身ではなくても成功を収めている人は沢山います。採用側も、学歴では無く受験者の本質を見抜けるように採用者側に研修を実施したりしているそうです。

 

ただ、やはり高学歴と呼ばれる人たちは基本に忠実な人が多く、基本から応用へ派生させて行くことに長けている印象です。中には基本に忠実に生きてきたことで考え方が凝り固まり、認知慣性を捨てることができない人もいます。認知慣性とは、証拠があるにも関わらず、古い信念を放棄することを拒否したり嫌ったりすらことのことを言います。つまり、新しいことに手を出しにくい状況に陥ります。

 

その点は、学歴社会の中を生きてきていない人の方が新しいことにどんどん挑戦していくことが多いです。

 

幼い頃から努力をしてきた人は、その努力が【習慣】となっている為、大人になっても努力を続けることができます。幼い頃努力することから逃げてきた人は、大人になっても努力が必要となる環境に置かれた時に非常に苦労します。

 

今から努力を継続する方は簡単なことではありませんが、自分の人生に繁栄を求めるのであれば、基本に忠実に努力を続け、それでも認知慣性に左右されず新しいことに挑戦し続ける必要があります。

 

学歴に囚われず、どんどん行動していきましょう。