南の小言

100年健康を作るPTの日常

精神力に脱帽

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スモールジムのオーナーさん達の日々のブログを拝見していると良い意味でとても刺激になります。私はあくまで雇われ従業員(ただの平社員)ですが、スモールジムのオーナーさん達は個人事業主として活躍していらっしゃいます。生きるも死ぬも自分次第という屈強の中で活路を見出し、飛躍を遂げています。

 

この様な素晴らしい方々の活躍を拝見する度に、自分の不甲斐なさを痛感します。9月から新しいPTが常勤として入社が決まりました。私は当然最年少となりますが、形上は先輩です。先輩らしく振る舞うというよりは、2人で訪問看護ステーションきゃんばすを盛大に盛り上げていきたいと考えています。当人の性格や状況に応じてはスモールジムにも携わって欲しいと思っていますし、今後が楽しみで仕方がありません。

 

この二日間、8/10の記事に記した方(ご逝去された方の母親)のリハビリに行ってきました。

当然かもしれませんがかなり憔悴されていました。しかし、意外なこともありました。

 

本人からの第一声

 

「神様が迎えに来るまでは頑張って生きるわ」

 

「もう長くないしいつ死んでもおかしくないわ」というのが口癖だった方が、第一声にこの発言をした事には正直驚きました。私が1番懸念していたことは、本人が生きがいを失い息子を後追いするような姿勢を見せることでした。しかし、本人からそのような発言は一切なく、想像以上に前向きな発言が多かったです。

 

私としては嬉しい誤算でした。

 

初日こそ元気はありませんでしたが、2日目の今日は明るい表情で迎えてくれました。

 

彼女は90歳を悠々に超えており身体的にも衰えが進行しています。加えて息子さんを失いました。身も心もボロボロなはずです。しかし前向きに生きている。

 

たった26年しか生きていない私が弱音を吐いていられないと強く感じました。

 

彼女が最後の最後まで元気に過ごせるよう努めて参ります。