南の小言

100年健康を作るPTの日常

こういった人が増えて欲しい

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昨日、とある居宅支援事業所のCMさんからお話がありました。

 

「自費リハビリを希望している人がいる」

 

詳しく話を聞いてみると、こちらのCMさんが担当しているのは依頼主の義母。「同居している婿さんの運動機能や認知機能が低下傾向であり、今後が心配であることからリハビリを依頼したい」といった様子。介護認定を受ける為に主治医に相談するも「まだ認定を受けるような状態ではないから意見書は書けない」と言われてしまったそうです。

 

再診日まではまだ1ヶ月以上期間があり、介護認定を受けるまでは保険下でリハビリが受けられない状況。それまでに事態が進行してしまっては遅いとご家族が悩んでいました。そこでCMさんが何か良い方法が無いかと探していた時、私が過去に自費リハビリの営業に来たことを思い出してくれたそうです。本人とご家族は「お金を払ってでもリハビリをしたい」と強く考えているそうです。

 

こういった考えを持つ人が増えて欲しいと切に思います。介護認定を受けるレベル、つまり何かあってから取り組むよりも予防の側面から取り組んだ方が圧倒的に良い効果をもたらします。ただ、保険下のリハビリの財源が税金である以上は、何も無い人に簡単に介護認定はできませんし、安易に税金は使えません。

 

その為、予防の側面でリハビリを実施したい場合は自己負担になります。負担額は決して安くはありません。ただ「何かあってからでは遅い」という思いから自己投資できる人が増加すれば必ず健康寿命の延伸が期待できます。

 

これはスモールジムに入会される方にも言えることです。「痛いところを治したいから入会する」という人もたくさんいて良いと思いますが、「何かあってからでは遅いから」との思いから入会される方が増加することが、最も【健康寿命に特化したジム】としての価値を高めることになると思います。

 

今回は、1度も一緒にお仕事をした事がないCMさんから依頼がきました。一発目から自費訪問リハビリの依頼ということは、私たち以外には自費訪問リハビリを大々的に実施している所が、少なくともこの地域にないという事だと思います。

 

痒いところに手が届くサービスとして考案した自費訪問リハビリ。

 

しっかりと人生をサポートし、利用して良かったと思って貰えるように尽力します。