南の小言

100年健康を作るPTの日常

自分次第

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昨晩はホテル日航金沢にて中華ディナーを食べました。美味しすぎてほとんど写真に収めずすぐに食べてしまいました。たまに食べる中華料理は最高です。(もちろんビールも飲みました)

 

 

私たちの会社は片町という金沢でも特に栄えた場所にあります。近くに観光名所が多い場所ではありますが、最近は外国人観光客が異常なほど増えている印象です。数人に1人といっても過言では無い程外国人観光客とすれ違います。

 

コロナ前よりも遥かに増加している外国人観光客。外国から見て日本に魅力があるというのも一理あるとは思いますが、それ以上に大きな理由は、円安と世界的な景気や所得水準の向上です。他の国がどんどん日本を追い抜き、経済の安定化が進んでいますが、日本だけは完全に置いてけぼり。1990年の韓国の平均給料は日本の61.3%でしたが、2015年には日本を追い抜き、今では日本の1.09倍まで拡大しています。

 

これは、日本の貧乏化が進んでいるというよりは、他の国の経済発展が進んでいるという事です。他の国にも様々な【税】はありますし、高い税率でも経済発展が進んでいる国は沢山あります。つまり、「消費税が高いから…」「給料のほとんどが税金で残らない…」というのは言い訳に過ぎないということです。もちろん政府の施策が酷い事は火を見るより明らかですが、1番の問題は日本の【労働生産性】が低いことです。

 

人口減少とともに労働生産性も低下し続けています。また、高齢化により現役世代に投資できる国のお金が減り続け、研究開発や設備投資、人材投資などのイノベーションに投資ができていません。これが労働生産性を低下させる要因となっています。

 

この問題を解決するにはどうするか。

 

もちろん私たちがどうこうして簡単に変わるものではありません。そして、変わることを期待して待っていても悪化の一途を辿るでしょう。

 

解決策は、何かに期待するのではなく自分で活路を見出すことです。

 

節約するよりも稼ぐ力を付ける方が未来に繋がります。節約は大切ですが、節約に生産性はありません。生み出す力を付けると社会情勢や国の方針に左右されずに生活することが出来ます。

 

結局は自分次第。他責思考は捨て、まず自分の生産性を上げていきましょう。