南の小言

100年健康を作るPTの日常

良き恩師の存在に感謝

私の職場は常勤Nrsが3人、非常勤Nrsが1人、常勤PTが1人、非常勤PTが1人と小規模なステーションです。

常勤PTが私一人である以上、私には直属の上司も部下も存在しません。つまり勤めている中で問題に直面した際の相談相手がいません。基本的には自分で調べ、自分で解決しなくてはいけません。

 

この環境は自分を成長させる上では最適な環境ですが、やはりPT経験も人生経験もまだまだ浅い私はよく行き詰ってしまいます。

 

しかし、そんなときに一番力になって下さるのは非常勤PTの先輩です。この方は元々私の学生時代の恩師であり、どの教員よりも一緒にいる時間が長く、どの教員よりもぶつかり合った方です。当時学生会長だった私は、学生会の担当教員であった彼と学校行事の運営や校則等の件で幾度となく言い争いをしていました。今となってはいい思い出です。

そういった経験もあり、先生方で唯一言いたいことや思ったことをそのまま伝えることができる存在でした。

 

今日の昼頃、訪問リハビリを終えた彼が事務所に顔を出して下さり、営業から解剖学、治療学等幅広い題に対して互いに熱弁。気が付けば一時間ほど経過していました。

非常に為に成る時間でした。

 

卒業後も関係が切れることなく一緒に働くことができ、壁に直面した時に支えて下さる恩師の存在に感謝しなくてはいけません。

 

先日、彼から「私のことをもう先生と呼ぶのは辞めて。〇〇さんと呼ぶようにして。今は先生じゃなくて同じ環境で働いているもの同士だから」と言われました。

それを聞いて、私も今は同じ土俵で戦っているんだと、一つステップアップしたのだと実感しました。

 

今後も、互いに成長できるような関係を築いていきたいと思いました。

 

 

結局、今も○○先生と呼んでいますがね。