南の小言

100年健康を作るPTの日常

金額設定

金額設定は本当に難しいです。

 

今日は営業先でCMに自費訪問リハビリについてどう思うか聞いてみました。

 

「需要はあると思いますが、今まで保険利用でリハビリをしてきた人達からすると、リハビリをしたくても1回数千円かかるならやめとこうかなとなる方が大半だと思います。お金持ちなら話は別ですが」

 

という意見を頂きました。

 

まさにその通りで、私の一番の懸念点です。

 

フィットネスジムは、そもそも保険利用という概念が存在しない為、会費が仮に1万円かかるとしても払う方が多くいらっしゃいます。

 

しかし訪問リハビリの場合、保険利用下での訪問リハビリが一般的であるため、1割〜3割負担での料金が当たり前になっています。つまり、1回1000円未満で実施できてしまいます。

 

その為、本来1000円で実施できるものが5000円程度かかるとなると諦めてしまう人が多いと思います。

 

しかし、多くの人を救いたいという願いの元実施しているとはいえ私達もボランティアではありません。

 

ある程度の利益が無ければ存続できず、商品として成り立ちません。

 

そこで金額設定が非常に重要になってきます。

 

そもそもの金額をギリギリのラインで設定する案、1度利用して頂ければ満足してもらえる自信はある為、初回を無料で実施する案、その他なにかしらの付加価値を付ける案、色々策を練っています。

 

妥当性のある金額で、それ以上のサービスを提供することが出来るように、企画及び知識の習得に勤しんでいきます。

 

また、私たちのジムやPTの友達とも協力し、少しずつ広めて行けたらと思います。