南の小言

100年健康を作るPTの日常

ダイエット始めました。

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この画像、私とても好きなんですよね。

 

ムキムキなTrainee(訓練を受ける人)に対し、ガリガリがTeaching(指導)を行う様。

 

説得力の欠片もありませんよね。

 

腰痛に悩んでいる利用者さんに対して腰痛に悩んでいるPTが治療に携わると信憑性に欠けてしまうことと同じ原理です。ダイエットを売りにしているフィットネスジムのトレーナーが肥満体型であったり、マネーセミナーを開催している講師が借金まみれだったり…案外とよくある話です。

 

指導者はあくまでお手本となるべき存在であり、その背中が顧客増加にも繋がると思います。

 

私は先日、人生最大の体重を記録しました。全くもっておめでたい話ではなく、危機感すら感じます。ダイエット関連のセミナーを行ったりジムのレッスン講師を行ったりする立場である為、このままでは私の発言に信憑性が無くなってしまいます。

 

そこでダイエットを決意しました。

 

大好きなコーヒー(砂糖入り)とお菓子とビールを封印し、コーヒーはブラックのみ&お菓子とビール禁止生活を昨日から開始しました。

 

もちろん私の健康の為でもありますが、最たる目的は会員さんや利用者さんの満足度を向上させる為です。常にお手本であるべき立場であることを肝に銘じ、三日坊主にならないように頑張ります。

 

ジムのレッスンに参加した時にいつも会員さんには伝えていますが、結局ボディメイクに必要な要素は【運動】と【食事管理】なんですよね。

 

どちらも同等に大切ですし、どちらか片方にベクトルを合わせても目標には近付けません。ダイエット単体であれば、極端な食事制限を行うことで体重を減少させることは出来るでしょう。しかしその方法では良い痩せ方はできず、結果ほとんどの方がリバウンドしてしまいます。なぜなら普段通りの食事に戻すと体重も元に戻ってしまうからです。

 

ダイエットで目標達成した方の60%はリバウンドしてしまっているそうです。半分以上が元に戻っていることには驚きですよね。運動も積極的に行うことで筋力や代謝を向上させ、痩せやすい身体を作らなくてはいけません。

 

【運動】と【食事管理】の両立がいかに重要であるかが分かります。

 

そもそも日本は、細ければ細いほどスタイルが良いという間違った考え方が凝り固まっています。モデルは皆、適正体重ではありません。あらゆる方法で健康には気を使っているとは思いますが、まずこの考え方を変えていきたい節はあります。

 

人目を気にする文化と細ければ細いほど良いという文化が人々に劣等感を与え、大きなストレスを生み出しています。

 

もちろん本人の目標達成に向けてサポートを行うことが一番ですが、皆が適切な方法で適切なだけ痩せる考え方がもっと拡大すると良いと思っています。

 

会員さんや利用者さんの為、私も適切な方法でダイエットを頑張っていきます。