南の小言

100年健康を作るPTの日常

健康こそ資産

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早くも月末に差し掛かってきました。明日からスモールジムの夏季研修会が横浜で開催されます。6/24(土)~6/30(金)の約一週間みっちり学ぶことの出来る場です。私は仕事の関係上3日間しか出席できませんが、たくさん吸収して金沢に戻ってきたいと思っています。

 

【健康こそ資産】

 

この言葉は、昨日利用者さんの家に向かう道中、ふと目に入った某大手フィットネスジムチェーンの入り口ののぼり旗に掲げられていたものです。

競合他社ののぼり旗ではありますが、この言葉に深く納得しました。

 

お金を増やす方法は世の中に三つ存在します。

①収入を増やす

②支出を減らす

③投資で増やす

 

誰でも分かる当たり前の3つです。

 

その中でも現在【投資】を行う人が増えていますね。中でもiDeCoや積立NISA等が主流になってきています。若年層の人たちも未来に不安を感じ、積極的に投資の世界に乗り出している印象です。もちろんこれらは、今後目に見えて衰退していくであろう日本に住み続ける為には重要な事だと思います。

 

しかし、最も大切な投資は【健康への投資】だと考えています。

 

健康への投資も金銭的な投資と同じで必ず良い結果が出るとは限りませんし、いくら投資しても大病を患ってしまう方も存在します。ただ、金銭的な投資とは違いマイナスに傾くことはありません。

 

これほどノーリスクハイリターンな投資は存在しません。

 

ただ、健康というものは形として存在しない為目には見えません。人々は形として存在する【有形資産】に積極的な投資を行いますが、形として存在しない【無形資産】にはなかなか投資を行いません。ちなみに【無形資産】という言葉は、本来ビジネス用語として用いられることが多く、人的財産、知的財産、基盤的資産等を指します。その為、今回私が取り上げている【健康】は含まれていないことが多いです。

しかし私は【無形資産=健康】と考えています。

 

人生において必要な投資は【お金(有形資産)への投資)】と【健康(無形資産)への投資】だと思っています。

 

健康をお金に換算することはできませんが、お金以上の価値があると思っていますし、双方に同程度投資していくことが重要だと思います。老後の為に資産形成を行っていても、全て医療費に消えてしまっては意味がありません。ましてや医療費負担額は今後必ず増大します。老後の資産=医療費と考えることは間違っていると思いますし、若年時代から健康への積極的な投資を行うことで、老後の資産の用途を自由に選択することが出来ます。

 

私たちのような業界は、【健康こそ資産】という文言を今まで以上に世に浸透させていく必要があります。

 

「病気は歳のせい」「筋肉が無いのは歳のせい」「痛いのは歳のせい」

 

なんでも年齢のせいにする日本を変えていきましょう。