南の小言

100年健康を作るPTの日常

生涯学習

6月30日。本日で一年の約半分が終了しました。一つ折り返しの時期です。残り半分も気合を入れて取り組んで行かなくてはいけません。

 

本日でスモールジム2023夏期研修が終了しましたね。私は3日間のみの参加でしたが、予定さえ合えば私も全日参加したいと思える内容であり、理学療法士全般にも受けて貰いたいレベルだと思いました。復習となる部分とまだ理解できていなかった部分があり、さっそく訪問リハビリで利用者さんに使用しています。

 

今回の研修内容レベルの知識を熟知しているトレーナーはほぼいないのではないでしょうか。正直な話、私が勤めていた公立病院にもこのレベルの知識を持った理学療法士はほんの一握りだったかもしれません。そのくらい有益すぎる研修でした。

 

生涯学習

 

私たちの業界にとって生涯学習は必須です。厳密に言えば、学習しなくても生活はできるかもしれませんがゆとりのある人生を送る事はできません。

 

生涯学習してもマスターできない程人間の身体は複雑であり、1+1=2のような単純な話ではありません。だからこそ、人の身体を扱う職種の人はできる限り正解に近いものを追い求める必要があります。

 

医療業界において、正解という概念は存在しないものと考えていますが、推奨されているものはあります。しかし、【現在推奨されているものが明日には否定される】というケースが不思議ではない医療業界では常に新しい知識を追い求めていかなくてはいけません。そんな中、原理原則というものは基本的に普遍である為、まずは原理原則となる知識を習得する必要があります。その点を極めることで、変化にも対応できるようになります。

 

知識はよく木に例えられます。

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原理原則が幹となる部分であり、そこから派生された知識が枝となります。知識が否定される(枝が折れる)ことがあっても幹がしっかりとしていれば、またすぐに枝が生えてきます。しかし幹が細かったり弱かったりすると、そもそも土台が弱くなることはもちろん、そこから派生される枝も細くなったりすぐ折れてしまったりします。

 

まずは原理原則(幹)を極めていくことが大切です。

 

生涯学習を続け、まずは安定した幹を作っていきましょう。