南の小言

100年健康を作るPTの日常

誰が見ているかわからない

今朝まで38.6℃程ありましたが、現在は37.5℃まで落ち着きました。しかし今度は妻が39.0℃…

病原体は末恐ろしいです。

 

昨日、とある訪問看護ステーションの公式アカウントが投稿したあるツイートが物議を醸しました。

 

内容は投稿主(おそらく管理者)が社員の仕事への立ち振る舞いに対しての愚痴?とも取れる内容です。記載されていたことは、【社員が患者を適当に見ている】【カルテがいつもコピペ】等等社員の普段の仕事姿勢に難色を示している様子でした。

 

記載されていることは改善すべき事ですし、管理者がそのように思って当然だと思います。しかし、これを会社の名前を背負った公式アカウントで投稿するのはいかがなものか。ましてや誰が見ているかもわかりません。

 

この投稿に対して「このような愚痴を公式が投稿することはやめた方が良いと思います」とリプライをしていた人がいました。

 

しかしこのリプライに対して当事者は「これが愚痴に見える人もいるんですね!このアカウントは他の訪問看護ステーションさんや利用者さんも見てくださっているので発言内容には注意しています。ですので心配ご無用です」と若干嫌味にも聞こえる形で返信していました。

 

まさかの利用者さんも実際に見ているとのこと。

 

では、実際に利用者さんがこの問題となっているツイートを見た時にどう思うでしょうか。「私の看護やリハビリも適当なのかな」「私のカルテもコピペなのかな」と思ってしまうでしょう。もしCMさんが見た時にどう思うでしょうか。「この訪問看護ステーションは適当に看護やリハビリを行う社員がいるのか。依頼は避けよう」となってもおかしくありません。

 

同業者に同意を求めるものとしては良いかもしれませんが、利用者さんやCMさんからすると自身のステーションの質の低さを曝け出しているだけのように感じます。

 

【口は災いの元】ですので、もちろん私はこの件について直接当事者に言及したりはしませんが、反面教師として捉えていきたいと思います。

 

SNSは武器であり凶器です。

 

私の意見に賛同する方もいれば否定する方もいるでしょう。万人の考え方があり、万人に認められる人はいませんから。

 

当たり障りのない投稿を続けても日の目を浴びにくいのは事実ですが、会社の名前を背負ったアカウントが愚痴や邪道に走ってしまうことは良い事だとは思えません。

 

改めてSNSは慎重に稼働させるべきだと感じました。