南の小言

100年健康を作るPTの日常

健康作りは若いうちから

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今日はたまたま妻と休みが被った為、リフレッシュdayとして久々に1日中外出しました。新しい在宅ワーク用の椅子を買いに家具屋に行った際、そこで面白いものを発見しました。写真のような子供用の姿勢矯正椅子です。科学的根拠に基づいた設計となっており、集中力向上や姿勢改善を図ることが出来るそうです。

 

非常に画期的な物だと感心しました。

 

現代の子供たちはゲームやスマホ等体を動かす必要のない娯楽に囲まれており、昭和や平成初期の幼少期と比較すると、身体機能レベルが低下している事が研究結果で分かっています。また、コロナ禍により満足な外出も出来ず家に籠る生活を余儀なくされた子供たちが大勢います。【運動をする機会の圧倒的な減少】と【ゲームやスマホによる不良姿勢時間の延長】の二つが相まって、彼らが大人になった時に大きな健康被害を及ぼすのではないかと考えています。若いうちから健康に気を使っている人の方が大人になった時の健康被害(特に姿勢関連)が少ないことも分かっています。

 

私の幼少期よりも大量の健康阻害因子に囲まれている現代の子供たち。経口摂取で簡単に必要な栄養を手に入れる事が出来る画期的なものが沢山出回り始めましたが、筋力や姿勢の問題は経口摂取だけではどうしようも出来ません。

 

未来の健康被害を避けるには、早いうちから手を打たなくては行けません。ただ、この椅子は約5万円程します。なかなか高額な商品となっている為、簡単には普及しないでしょう。コピー品はもう少し安価で出回っていますが、この椅子を筆頭に、健康を作ることが出来る物は特殊な作りの物が多く、高額となっていることが多いです。

 

幼少期の姿勢や筋力の問題が大人になってから露骨に現れることは、当然子供たちは知る由もありません。その為、大人がまず理解する必要があります。そして理解を促すのは私たちの役目です。

 

【健康作りは若いうちから】

 

若いうちから健康の基盤を作り、健康寿命を延ばす。

 

トップダウン方式で素早く必要な知識やマインドを伝えていかなくてはいけません。

 

若いうちから未来の為に健康作りをして当然。

 

このマインドが世の中の【当たり前】になれば日本の未来は変わるでしょう。

 

まずは大人たちにとっての当たり前作りから。