南の小言

100年健康を作るPTの日常

まさかここで活きるとは

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今日は珍しい事がありました。

 

THA施術後から週2回の訪問リハビリを行っている利用者さん。この方はマンションの6階(EVあり)に住んでいます。先日から「大きな本棚が壊れたので粗大ごみとして出したい」と話しており、明日ヘルパーさんとその本棚の分解・運搬予定でした。

 

上手く分解できるか不安に感じている様子だった為、本日リハビリの際にその本棚を見てみると、私が前職(遺品整理・不用品回収)で幾度となく分解してきた形態の本棚でした。予定している分解方法を聞くと「ヘルパーさんと協力しながら一つ一つねじを緩め、時間をかけて一枚ずつ分解する予定です」と答えたので「そんなことしなくても1分で分解できますよ」と伝え、許可を貰って即座に本棚の分解に移りました。

 

そして1分で分解が終わると本人は大喜び。大変満足してくださいました。今まで以上の信頼を獲得することができ、リハビリ後にも感謝のメールが届きました。

 

まさかこんなところで前職の技術が活かされるとは思ってもみませんでした。

 

コミュニケーションやPT技術以外でも人助けをできると清々しい気持ちになります。

 

こんなことは滅多に無いとは思いますが、どんな方法であれとにかく人が本気で喜んでくれるようなことが頻繁にできたら自分も幸せになれると感じました。