南の小言

100年健康を作るPTの日常

【疑問に思う】ことが大切

私はX(旧Twitter)やInstagramといったSNSを日々の学習に用いる事が多々あります。(もちろんボキボキ整体のようにエビデンスが確立されていない知識や手技の習得はスモールジムの理念に反している為取り入れません)

 

誰もが情報発信できるようになったことで嘘情報や誤情報もたくさん蔓延る時代になったという話は以前にも触れました。投資詐欺系の噓情報(ポンジスキーム等)の主たる目的は【人を騙すこと】ですが、人間の身体に纏わる情報を発信している人たちの主たる目的は【インプレッションの獲得とそれに伴う収益化】です。その為、そういった情報は必ず過剰広告しています。「必ず痩せる」「これだけで大丈夫」といった感じで楽して結果を出したい人の欲望に潜り込みます。一般の人には【疑問に思う】という習慣が無い為、見たものを疑いもせず実践します。それが結果自分にとってマイナスになる可能性があることも知らずに…。

 

学ぶ側が素人の場合は仕方がありませんが、私たちのような身体の事を人に教える側の人間は、【疑問に思う】という習慣が無ければ誤情報(単なる過剰広告)に気付くことができず、知らぬ間に誤情報を発信する側になっていたりします

 

これは大問題です。

 

ということで、まず私たちが【疑問に思う】を習慣化する必要があります。

 

昨日、Xでこのような発信をしている人がいました。

 

「腰椎分離すべり症にてL5が多発する理由」

 

この人は、普段から様々な整形外科的疾患に関して詳しい情報を発信している人です。このポストでは、L5に好発する理由を図面で解説していました。非常に分かりやすく納得できました。

 

私たちPTは国家試験勉強時にすべり症の好発部位について勉強します。しかしそこでの覚え方は【すべり症の好発部位はL5】という情報のみ。昨日言ったように点でしか覚えていない状況になっています。しかし今後必要な知見は「なぜL5が好発部位なんだろう」という疑問です。そこに疑問を持つ癖が無いと点から線や円に繋げることが出来ず、次に全く繋がりません。

 

昨日の議題である【繋がり】を意識するには、点一つ一つを疑問に思う必要があります。「なぜ○○筋のストレッチはこの姿勢なのだろう」「なぜ○○筋は屈曲に作用するのだろう」疑問が生まれなければ繋がりは生まれません

 

まずは【疑問に思う】を習慣化させましょう。