この1ヶ月間研修資料の作成に精を出してきました。そこで強く思った事が1つあります。
それは【身体は繋がっている】ということです。身体の問題にA=Bは存在しません。SNSあるあるの「○○が痛い時はコレをすると良い」というものは本来存在しない為、疼痛箇所だけを見ていると症状が改善しないことが多々あります。身体は繋がっている為、出現している疼痛の原因が他関節から来ていることも良くあります。つまり繋がりの意識無くして問題解決は叶いません。繋がりを語る上で大切なのは運動連鎖。運動連鎖への理解は問題解決において必須です。運動連鎖(正常)を理解することで、生じやすい問題や代償の予測が行いやすくなります。例えば現代人に多い扁平足。足趾が正常に使えていないことで生じることが多いですが、骨盤由来の運動連鎖により生じることもあります。この知識がなければ、扁平足を足関節付近から捉えることしかできません。
物事は点で覚えるのではなく線、円で覚えるべきと言いますが、運動連鎖という基本を知らなければ点は点のまま。線や円に繋げることができません。
運動連鎖への理解は、単純な筋トレやダイエットでも大切ですが、痛みの改善を考える際により大切になります。
トレーナーは是非今1度、運動連鎖を復習しましょう!