南の小言

100年健康を作るPTの日常

努力が報われる制度へ

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今日も利用者さん宅のわんちゃんやネコちゃんに癒されながらリハビリを実施しました。

「いつもお世話になっているお礼にもなるので、たくさん癒されてから帰ってください!」

と言ってくれる利用者さんに感謝です。

 

理学療法士作業療法士言語聴覚士(以下コメディカル)の処遇改善の問題に関して、X(旧Twitter)にて的を得ている意見がありましたので、シェアします。

 

コメディカルの給与UPについて】

コメディカルの報酬をただ全員増やせでは、難しい時期に突入しているのではないでしょうか。

何故なら増えず続けるコメディカルに支払う現役層の社会保障費負担は限界だからです。

ならばコメディカル内の格差は生まれるかもですが、専門研修など段階的なステップアップの仕組みで職域権限を広げて、その権限に見合う報酬をもらう事で、報酬UPを要求しませんか?

薬剤師、ナースプラクティショナー、リハビリは今よりやりがいもあると思います。日本では医師権限が集中し過ぎて、コメディカルは医師の下請け的な仕事が多すぎると感じてます。

 

これは非常に良い意見だと思います。先日私の友達を例にPTの勤勉性をお伝えしましたが、私の肌感覚でいうと6割のPTは資格取得後からまともに勉強していません。認定PTや専門PTを取得しても直接給料が上がる病院や施設は少ない為、そういった上位資格を所持している人は極小数。スキルアップによる報酬の獲得が叶いにくいという性質が、意識低い系コメディカルを量産していることは事実。健康寿命を延ばしていくには、国民一人一人の意識の改革も必要ですが、質の高いPTを量産することも必要です。

 

この件に関しては、私が裏で何を言っても変わることではありませんが、どの界隈に関しても【努力が報われる】環境であって欲しいと常々思います。