南の小言

100年健康を作るPTの日常

PTの処遇改善

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そろそろ金沢でも雪が降る可能性があるということで、タイヤ交換の段取りへ。コストコでタイヤを購入した人は永年タイヤ交換無料という最強サービスがついているので、コストコのタイヤセンターに電話しました。

 

すると…

「タイヤ交換は1月5日まで予約が埋まっています」

 

去年は簡単に予約が取れたので舐めてました。コストコでタイヤを購入する人は毎日のように増えている為、当然年々予約は取りにくくなりますよね。

 

仕事で自家用車を使う以上は1月5日まで待つことができない為、実家で交換することに。

 

何事も早めの行動が大切だと痛感しました。

 

11月22日に日本理学療法士協会日本作業療法士協会、日本言語聴覚士協会は連名で、参議院自由民主党世耕弘成幹事長に3療法士の処遇改善についての要望書を提出しました。この一件は、同じPTでも「変わることを期待している」という意見と「絶対に変わらない」という意見の2つに分かれています。

 

「変わることに期待している」PTは、診療報酬に沿った給料を貰っているPTです。診療報酬が高くなれば給料が上がる可能性があるため期待するのは当然ですね。

 

「絶対に変わらない」と思っているPTの大半は、PTの未来に不安を感じて辞めた人かPTの知識を別のフィールド(整体やピラティス)で活用している人です。

 

私も「絶対に変わらない」と思っている側です。というよりは今回仮に上がったとしても続かないと思っています。PTと介護福祉士(保育士も)の大きな違い。それは【人手が足りているかどうか】です。

 

保育士や介護福祉士はそもそも人手が足りていない為、今後給料が上がる可能性はあります。しかしPTは既に飽和状態。このブログでも何度も記載しているように、PTの知識は世の中に足りていませんが、病院や施設勤務のPTは飽和状態です。

既に人が足りていることに加え、大きな社会貢献を成しえていないPTの診療報酬が上がることは考えにくいです。またPTの診療報酬が上がれば上がるほど、国民の社会保険料増大にも関わってきます。そこにあえて国が投資するのか。する可能性は限りなく低いです。

 

今回の処遇改善要望の効果の有無に限らず、PTは別の舞台で活躍していく方が得策です。というよりは、予防や健康の面で社会貢献する形が今後のPTの理想像です。

 

PTの皆さん、もっと視野を広げていきましょう。