南の小言

100年健康を作るPTの日常

忘年会の意義

土曜日の晩に私が所属しているインプルーブマネジメント株式会社の忘年会が開催されました。訪問看護ステーションきゃんばすとスモールジムのスタッフら約15人が集まり、楽しいひと時を過ごしました。

忘年会に参加したいと思うか(出所:プレスリリース、以下同)

BIGLOBE調べでは、職場や仕事関係の忘年会に参加したくない人は約8割にも上るそうで、理由は「気を遣いたくないか」「お金が勿体ないから」「時間が勿体ないから」が大きいそうです。

 

おそらく大きな会社に属している人ほどそう思うのでしょう。大きな会社ほど、下っ端はとことん下っ端ですからね。現代人は仕事以外で上司と関わりたくないと感じる人が多いそうです。私自身も病院時代は忘年会が嫌いでした。一年目の忘年会は自分という存在を売るため、企業長や病院長の前で歌ったり踊ったりしていましたが、2年目からはそんなやる気もなくなりました。常にお偉いさんのお酒やお皿の状況を確認し、飲めと言われたら飲む。ただただ気を遣うだけの場であり、楽しくもなんともありませんでした。

 

ただ、今の会社の忘年会は違います。それは私がお酒や人と関わる場が好きだというのもありますが、それよりも大きな理由として、忘年会を【普段なかなか関わることができない人と関わるチャンス】だと感じるからです。

 

普段は訪問看護ステーションで働いているため、スモールジムのトレーナーと積極的に会話をする機会もなかなかありませんし、社長と直接話すことができる機会もなかなかありません。自分の心境や熱意を伝えるチャンスでもありますし、社長や先輩方から色々学ぶチャンスでもあります。そのマインドが病院勤務時代にはありませんでした。

 

病院勤務時代は、たとえいくら仕事が出来たとしても専門卒という学歴の人は11年勤続しなければ役職を貰えないといういかにも公務員らしい年功序列ルールがあったため、上昇志向ではなくなっていました。その為、忘年会で「上司や先輩から学びたい」「上司に自分を売り込みたい」といった気持ちは皆無でした。

 

今の職場のように、自分の努力次第では勤続年数関係なくどこまででも上に行くことができる環境だからこそやる気が芽生えます。

 

できる人間は無駄な飲み会に参加しないと言われていますが、私は会社の忘年会は有益だと感じます。

 

会社の忘年会を毛嫌いしている人は、一度マインドを変えてみてはいかがでしょうか。