南の小言

100年健康を作るPTの日常

チャンスは自分で掴み取れ

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とある訪問看護ステーション経営者の投稿

 

「起業したい人にうちでサテライトとして事務所を出すから1人でしてみたらと持ちかけてみた。ひと月考えるとの返事だった。チャンスは掴める時にしかないと僕は思うので、先程お断りした。」

 

独立願望あるなしに関わらず、上を目指している人はこの投稿について深く考えるべきだと思います。いくら成功したいと考えていても、覚悟が足りなければ夢物語で終わります。そして、実力と努力だけで成功は叶わないと考えています。成功するには時に運も必要です。そして転がってきたチャンスを掴み取る事が出来るかが最大の鍵となります。

 

良いと思う話に全て即答すれば良いという話ではありませんが、チャンスはすぐに消えてしまいます。【美味しい話】は吟味する必要がありますが、【自分が成長するチャンス】は迷わず挑戦するべきです。

 

私は今まで、上司や社長から与えられた仕事(チャンス)は迷わず実施してきました。中には自信の無い仕事もありましたが、二つ返事で引き受けてきました。理由は簡単。成功すれば野望の達成に近付くことができますし、失敗してもそのプロセスに成長があると思ったからです。

 

漫画「ちはやふる」にこのような言葉があります。

 

「たいていのチャンスのドアにはノブがない。自分からは開けられない。誰かが開けてくれたときに迷わず飛び込んでいけるかどうか。そこで力をだせるかどうかだ」

 

まさにその通りだと思っています。

 

私が22歳の時。石川県庁前の居酒屋で友達と飲んでいると、たまたま隣の席にいたとある企業の社長と専務の方と意気投合し、そのまま4人で飲みました。

 

その日の帰り、社長さんからこう言われました。

 

「来週も同じ時間で待ってるよ」

 

酒の場の社交辞令だと感じながらも、「これはチャンスかも…」と思う気持ちもあり、友達に相談しましたが「来るわけが無い」とバッサリ。

 

翌週、私は1人でその店に向かいました。

 

すると、彼らは本当にそこで私たちを待っていました。そして彼らが私も見て一言。

 

「本当に来てくれたのは君が初めて」

 

私が座るやいなや、高級ワインと料理をご馳走してくれました。そして「うちの会社に入って欲しい」とお願いされました。

 

その後何度か話を聞いた後、結局私はそのお誘いを断ってしまいました。ただ、あの時行動して本当に良かったと思っています。今思えば嘘みたいな話ですが、ひょんな所にチャンスが転がっていることを実感できた機会でした。

 

「正か誤か分からないけどとにかく飛び込んでみる」

 

その先に思わぬチャンスが潜んでいるかもしれません。