南の小言

100年健康を作るPTの日常

PTのお金の話

2週に1回くらいの頻度で通っていたラーメン屋。2/25に閉店することが決まり、ショックを隠せない今日この頃。最後の一杯は五臓六腑に染み渡りました。

 

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閉店理由は【人手不足】

 

どの業界も人手不足に悩まされています。東京では時給2,000円払っても人が集まらないといいます。本当に深刻な問題です。

 

賃上げの実現に悩む企業。低賃金に悩む労働者。

 

この問題は永遠の課題です。

 

そんな中、たまたまInstagramで見つけたPTの求人広告。求人広告を掲示していたのは、PTOTST合わせて200名を超える東京の回復期リハビリテーション病院です。

 

内容は以下の通りです。

基本給:155,000

資格手当:10,000

調整手当:48,600

職務手当:30,000

住宅手当:30,000

賞与:4,2ヶ月分

 

トータルで月給273,600円。東京の大型病院なだけあってなかなかの高待遇。石川県内にこんな病院があれば、迷わず飛び込むPTも多いと思います。都会と地方の格差は大きく、石川県の病院勤務1年目では、額面上20万近くあれば「結構貰ってんじゃん!」と友達に言われます。私は元々公務員PTでしたが、1年目の手取りは14万円でした。それを考えると27万円オーバーは良い額です。

 

ただ見るべきは基本給。国家資格を所持していても基本給15,5万円。それを様々な手当を付けて高待遇を装っている感じがします。基本給の掛け算である賞与も、この基本給では期待できません。医療職に限った話ではありませんが、PTの基本給は非常に低く、そしてほぼ昇給しません。役職に就くことができればプラスで役職手当が付与される程度。

 

スタートの給料がそこそこ高くても、伸び代のない職場は全く面白くありません。

(給料面にフォーカスした場合に限った話であり、やりがいなどの面は別です)

 

そんな病院に就職するくらいなら、最初から手当てで誤魔化しておらず尚且つ伸び代や可能性に溢れた企業に就く方が100倍人生は広がります。

 

私自身が独立起業していない身であるため、独立企業の良さを語ることができません。ただ転職成功者として語ることはできます。

 

年功序列】【勤続が美徳】といった古臭い考え方がいまだに蔓延る病院PT

 

今、自分の可能性を潰す環境にいるPTは早くこちらサイドに来てください。