南の小言

100年健康を作るPTの日常

敷かれたレール?自分でレールを敷く?

昨晩、肩関節の治療に関するウェビナーがありました。私がよく勉強させてもらっている肩関節機能研究会の郷間さんが講師だったので楽しみにしていた勉強会です。私は都合により参加できないことは分かっていましたが、アーカイブ配信があるとのことで受講手続きは済ませてありました。

 

そして今朝、アーカイブ配信を開こうとしましたがそこには配信動画は無く、代わりに一通のLINEが届いていました。

 

アーカイブ配信を期間限定で配信する予定でしたが、アーカイブという形にしてしまうと学ぶ機会を後回しにしてしまう可能性があり、当セミナーのアーカイブ配信を実施しない形となりました」

 

久々にガックリきました。医者よりも肩関節に詳しい郷間さんのセミナーはとても難しい内容ばかりですが勉強になります。今回のセミナーは結構前から告知されており、ずっと楽しみにしていたのでショックが大きかったです。

 

ただ、確かに「アーカイブ配信があるなら…」と甘えていた節はありました。本当に学びたいのであれば無理矢理にでも時間を作って受講することができたはず。今回の件は自分への戒めにもなりました。

 

話は変わり…

 

介護福祉士として働く妻の友達が、近々看護学校に通い始めるそうです。無事に看護師になることができれば介護福祉士×看護師という最強の医療従事者が完成します。介護士の仕事が分からない看護師はたくさんいますし、逆も然りです。今後重宝される人材となるでしょう。

 

年功序列では無くなっている現代。自分の価値は勝手に高まっていきません。社会人になってからも努力し続けなければ、下から来る後輩に簡単に喰われてしまいます。ただ、いくら情報社会だとはいえ学ぶにもお金がかかります。看護学校も例外ではなく大きなお金が必要になります。

 

社会人になってからも自分の未来に投資できることは素晴らしい。

 

【敷かれたレールの上を歩くのではなく、自分で敷いたレールの上を走る】

 

敷かれたレールの上を歩くことは悪いことではありません。それだけでも十分安定した生活を送ることができるかもしれません。ただ、自分で敷いたレールを走っている人は、安定以上の可能性を秘めています。しかし、その分脱線の可能性も高くなります。沢山のレールを持っていれば、一度脱線してしまっても修復、修正が可能です。敷かれたレールの上を歩いている場合、一度脱線すると修復、修正が容易ではありません。

 

どっちの道を歩むかは人それぞれ。

 

私はもちろん後者です。