雪の影響で愛車のシャトルの顎が砕けました。修理代はいくらになるやら…
走行中に完全に外れなかったことは不幸中の幸いです。もし外れてたら複数台を巻き込む事故になっていたかもしれません。
1月22日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会にて、私たち訪問看護ステーションの業務に大きく関わる介護報酬改定が行われました。
PTが注目すべき点といえば、PT介入の診療報酬が293単位から294単位に、介護予防の場合は283単位から284単位に微増したことですね。
先日のブログでも説明しましたが、1単位(20分)10円になるので、1回のリハビリが2単位(40分)だとすると、1回20円私たちが利用者さんから頂ける金額が増えるということです。微増も微増ですがありがたい話です。
しかし、「前年度の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による訪問回数が、看護職員による訪問回数を超えているステーション」には大幅な減算ルールの改定が行われました。
「訪問看護リハビリの基本報酬を1回につき8単位減算する。介護予防訪問看護リハビリも同じ。厚労省はあわせて、介護予防訪問看護リハビリの既存の減算も拡充する。上記の“8単位減算”を適用されており、12ヵ月を超えてサービスを提供する場合は更に15単位(現行5単位)を減算する。」
つまり、看護師よりもリハビリスタッフの方が人数が多く、単位数も稼いでいるステーションを是正する動きが始まったということです。
訪問看護ステーションはあくまで看護師が主体となる在宅医療サービスであり、本来の在り方を忘れてはならないという訳です。
近年、リハビリスタッフの急増により看護師よりもリハビリスタッフが稼働している訪問看護ステーションが増えていることが問題視されていた為、納得の改定です。
弊社は看護師の方が人数が多く、看護師の方が単位数が多い為、診療報酬微増の恩恵のみのはず…
と調べていると、12ヶ月以上リハビリを続けている利用者さんへの1回8単位の減算は弊社にも適応されるみたい…そして、緊急時加算を取ってない利用者さん(比較的元気な方)へのリハビリは減算になりますり
恩恵だけではありませんでした…
逆に訪問リハビリステーションは要件を満たせば減算にならない様子。結局私たちには悲しい改定でした。
まだ全ての改定を詳しく確認できたわけでは無いのでいい加減なことは言えませんが、私たちにとって重要な改定になるのは間違いない為、介護分野も含めしっかり確認します。
今後もそういった改定は続くでしょう。
保険下で働くリハビリスタッフが働きにくい状況は続きそうです。