南の小言

100年健康を作るPTの日常

どんな資格を取得する?

今日は新規契約の為の初回訪問が1件ありました。契約書を持ってルンルン気分で向かいましたが、利用者さん(になるはずだった方)から出会いがしらにこう言われました。

 

「結論、今はリハビリは要りません」

 

前日まではリハビリをする気だった様子でしたが、当日になって考えが変わったそう。私たちやCMさんの話を聞く前からバッサリ。結局契約には至りませんでした。時間をかけて作成したスケジュール表も使うことなくシュレッダーへ…

非常に残念です。

 

初回訪問までして契約まで至らなかったことは初めてのことだったのでショックでした。ただ、最近は良い傾向だったので、たまに残念なことがあった方が良い塩梅なのかもしれません。俯かず、良い流れを維持できるようにしたいと思います。

 

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昨日、とある資格試験がありました。健康関連の資格ではありますが、誰でも受けることが出来る民間資格です。合否がすぐに分かるもので、無事に合格できました。

 

この資格の取得を志した理由は2つあります。

 

①【自分自身に知識をつけるため】

これは資格を取得する際に大半の人が1番に考えることですよね。私も例に洩れず、少しでも健康関連の知識をつけたいという思いで資格取得に励みました。

 

②【活躍の舞台を広げるため】

これが私の中で最も大きな理由です。正直いって今回取得した資格はそれほど難易度の高いものではありません。ましてやPTとして働いている私が落としてはいけないレベルのものです。しかしこの資格は、マニアックなPT関連の資格より遙かに効力を発揮すると思っています。

 

知識や技術を持っていても狭い範囲でしか活かせていないPTが多くいます。PTにしか取得できない資格もたくさんありますが、その資格が効力を発揮できる範囲は医療現場やPTの育成現場に限られてきます。スペシャリストを目指すのであればそれで良いと思いますが、ジェネラリストを目指す場合はPT分野に特化していない資格も取得するべきだと考えています。その方が視野や活躍舞台を広げることができ、自身の価値の向上に繋がります。

 

どんな資格を選ぶべきか。私が重要視している点は【社会的に注目されている資格かどうか】と【取得した先の活動範囲や内容が明確かどうか】です。

 

この2点が叶っているPT関連の資格はほとんど無いと思います。その為、PT関連の資格を所持しているにも関わらず給料面や将来に悩んでいるPTはたくさんいます。

 

悩んでいるPTはプラスアルファで注目度の高い資格を取得すべきだと考えています。その方が今持っているPT関連の資格をより広い範囲に活かすことができます。

 

「資格バカ」になってはいけませんが、資格はあって損のないものです。様々な資格が出てきている中で、持っていても何の効力も発揮しない資格もたくさんあります。

 

活躍の場を広げる為に資格を取得するのであれば、資格の吟味は必須です。

 

私は今後も資格を取得する際は【社会的に注目されている資格かどうか】と【取得した先の活動範囲や内容が明確かどうか】が叶っているものを取得していきたいと思います。