南の小言

100年健康を作るPTの日常

身体は連鎖から成る

f:id:going373:20240307220110j:image

昨晩2件目に行ったBARのビール。色鮮やかだったので写真を撮ってしまいました。チェーン居酒屋で飲むのも良いですが、こういった小洒落たBARでマスターと話しながら飲むビールも最高です。

 

本日の研修。結構序盤から口が回らなくなったきましたが、なんとか終えることが出来ました。

身体を動かしている訳ではありませんが、話し続けるだけでも相当疲れます。もっと場数を踏み、受講者に受けて良かったと思って貰える研修を展開できるようにしていきたいと思います。

 

最後に少し吉祥寺周辺をブラブラ。昼から営業している居酒屋がたくさんあることにまず驚きます。金沢のような車社会地域では、昼営業している居酒屋なんてものはほとんどありませんからね。

 

東京はどの駅も規格外に大きく、金沢駅よりも大きいところばかり。何日あっても東京を網羅することは厳しそうです。

 

今回の研修や研修資料を作成していて改めて思った。それは【人間の身体はあらゆる連鎖から成っている】ということです。私は運動連鎖の存在が身体に大きな影響を与えていると思っているので、その部分の指導には熱が入ります。運動連鎖を理解していないと根本的な問題解決に辿り着くことが出来ません。何故なら、痛みを生じている箇所が根本的な原因ではなく、被害者である可能性が高いからです。

 

デスクワークで姿勢が悪くなる人は、骨盤後傾に伴う下行性運動連鎖の影響を受けている典型です。こういった人には、骨盤前傾に伴う下行性運動連鎖を促していかなければなりません。つまり、痛みの部分にアプローチしたりピンポイントでトレーニングするのでは無く、運動連鎖を利用したプログラムを展開していく必要があります。

 

極端な話で言えば、この点を理解できていない人に人間の姿勢を語る資格はありません。それくらい重要なポイントです。ただ、PTですら痛みの部分しか見ていない人がたくさんいます。即時的な除痛を図りたいのであればそれで良いかもしれませんが、私たちの目指す【根本的な問題解決】という点は叶いません。

 

皆さんも運動連鎖について適宜復習していきましょう。