今日の午前中、母親からこんなLINEが来ました。
「ぎっくり腰になってしまった。痛いけど動いた方がいいのか安静にした方がいいのか教えて」
直接会う事が難しい為、LINEにて指導を行いました。病院勤務時代にぎっくり患者をたくさん診てきたので、その経験が多少活かされたかなと思います。
しかし、よくよく考えると、この問題は予防方法を教えていなかった事により生じたものだということに気付きました。
予防医学を推進している私にとっては大きな失敗であったと感じました。
母は、デスクワークでもあり重量物を持つこともある仕事、言わばぎっくり腰になる可能性が圧倒的に高い仕事をしています。そうすると、いつかぎっくり腰を起こす事は容易に想像できたはずです。しかし、特にこれといった指導も行なってきませんでした。
その結果、ぎっくり腰を患いました。
早期から対策を講じるべきであったと反省しています。改めて予防の重要性を再認識させられました。
予防医学への取り組みを進めているとはいえ、やはり実際に問題が生じてから気付くことも多々あります。
利用者さんから「〇〇して欲しい」と頼まれる前に、こちらが気付き、提案できるようにならなくてはいけません。
それには経験、知識、思考力が大切だと思います。
【三流】
言われたことすらできない
【二流】
言われたことはできる
【一流】
言われなくてもやる
他人ができないことをやれる
こんな言葉があります。
私たちが【一流】であることが、利用者さんや家族を救う事に繋がります。
自ら進んで自己研鑽を行うことが出来る人はほんの一握りで、それを継続できる人はもっと限られてきます。
ただ、私たちの仕事は人の人生に直結するものなので、自己研鑽は行って当然だと考えています。
私自身も前職ではモチベーションが上がらずに自己研鑽を継続できなかった身です
だからこそ、今は毎日必死に取り組んでいます。
今回は【失敗から学ぶ予防の重要性】という題で書かせていただきましたが、失敗から学ぶことは数えきれないほどあります。
挑戦と失敗を繰り返し、成長していきましょう。