訪問リハビリの移動中、無性にスナック菓子が食べたくなり、現場近くのスーパーを訪れました。
スナック菓子は美味しいこと以外にメリットがひとつも無いことは百も承知ですが「今日だけ」と思いお菓子コーナーへ。そこで見つけたのがコレ。たんぱく質12.3g配合されている大豆のお菓子がありました。糖質や脂質も高く、当然カロリーも高いのでマイナス要素の方が圧倒的に高い訳ですが、少しでも罪悪感(ストレス)を減らす為に購入。油っこい弁当に付け合せの野菜をちょこっと置くことで売上が爆伸びしたというマーケティング戦略と類似した戦略ですが、結果購入者が満足していれば良い戦略と言えますね。そして美味しかったです。
昨日、健康セミナーに初回から全て参加してくれている会員さんからこんな話を受けました。
「友達にスモールジムの会費を聞かれたので答えたら『私の通っているジムの2倍！』驚かれました。そして、『うちにおいでよ！』と誘われました」
その紹介されたジ厶について詳しく聞いてみると、どうやら女性限定シニア向けジムの最大手であるあのジムのようです。その某ジムのトレーナーはプログラムが記載された紙を持って、それを読み上げているだけだそうです。最早トレーナーでもありませんね。ただの管理人です。ただ、そんなトレーナーのいるジムにも楽しんで通っている人がいます。会員さんは【運動不足解消】
や【会員同士の団欒】が主たる目的であり、【トレーナーの質】については重きを置いていないようですね。そういう人たちがジムを選ぶ際、最重要視する点は【安さ】なのでしょう。
やっていることは24時間ジムと何ら遜色ないというのが私の率直な意見です。
単に運動不足なのであればそういったジムで良いと思いますが、身体に痛みをもっている人が通って治るとは思いません。万人受けするマシンを順番に使っているだけですからね。その人その人の身体の問題を評価で明確にし、適切な運動を処方することが重要であり、そのジムでは成し得ません。
ただ、高齢者の40%は身体のどこかしらに痛みを持っていると言われている今の時代、高齢者の約2人に1人は某ジムや24時間ジムではなく、パーソナルジムやスモールジムに通うべきだということになります。しかし、叶っていないのが現実。もちろん金額面の問題もあります。しかしこれは、健康維持や痛み改善に運動が重要だということは徐々に広まっている中で、運動の質まで目を向けている人は少ないということを物語っています。
ただ運動するだけの場では無い、質を求めたスモールジムをもっと広範囲へ届けたい。
知らない人は損しています。
