南の小言

100年健康を作るPTの日常

治療家領域を理解する

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昨日、渋谷で有名なドーナツ屋に行ってきました。開店直後に到着したにも関わらず、まさかの1時間待ち。しかも1つ400円〜500円程の強気な価格設定。1.2個買うつもりで並んでいましたが、気が付けばお盆いっぱいにドーナツを乗せてました。そして味は…美味すぎる…恐らく人生で食べたドーナツで1番美味しかったです。並んだ甲斐がありました。

 

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今日は4日ぶりの訪問リハビリ‪dayでした。月曜日と火曜日の利用者さんを今日に回したのでとにかく忙しい1日でしたが、やはりリハビリは楽しい。

 

しかし、治療的リハビリを実施すればするほど予防の重要性に気付かされます。先日遠藤さんがブログでトレーナーの事を【予防家】と呼んでいました。文字を見て自然と頷いてしまう程、この呼称には納得しました。

 

健康寿命の延伸を図り、社会問題の解決に勤しむスモールジムにとって、【予防家】の存在は必要不可欠です。治療家の私がいうのもなんですが、今後の日本には予防家の方が重要になってくると思っています。力を発揮する土俵は違いますが、予防家の力で救える範囲の方が圧倒的に広く、社会問題の解決に貢献できると思います。

 

しかし治療家の知識のいくらかは予防家も知っておく必要があります。治療家の領域と予防家の領域の境界線を理解する為にも治療家の知識を適度に知っておくと、治療家へのバトンタッチもスムーズにいきます。そして下手に予防家が治療家領域に侵略してしまうことも防ぐことが出来ます。

 

痛みの大半は運動療法で減弱ないし消失させることはできますが、時には医師の診断や治療家の技術が必要な場合もあります。

 

治療家領域を理解し、共存して行くことが健康寿命延伸の近道だと思います。