南の小言

100年健康を作るPTの日常

とりあえず10回!

朝起きたら解熱しており、無事に2件のリハビリを遂行することが出来ました。咳や喉痛、鼻づまりは持続していますが、働きながら少しずつ治していきたいと思います。

 

健康であることの重要性をこの1.2年で身に染みて感じています。

 

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「とりあえず10回!」

 

これは病院リハビリでよく見られる光景です。多くのPTが患者さんに運動療法を実施する際、回数の設定は基本10回です。なぜ10回なのかを問うとほぼ必ず帰ってくる答えが「とりあえず」です。

 

10回に設定することが悪い訳ではありません。問題なのは10回という回数設定に意味を持っていないということです。最初は私が勤めていた病院だけかと思っていましたが、話を聞いているとどこもそんな感じだそうです。そして、回数設定を正確に行っている人は、100%病院でのリハビリ以外にも様々なことに挑戦しています。これは私の経験上本当に100%です。

 

つまり回数設定をしっかりしている人は生き残るPTです。

 

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この研究は実に面白い内容です。この研究結果は2つの視点で見ることが出来ます。

①歩行は非常に良い運動だということ。

②OKCexは負荷量調整をしなければ非常に効率が悪いということ。

 

目的別に実施する必要があるため、歩行が最も良いとは一概には言えません。しかし、「とりあえず10回」運動させるくらいなら歩行させた方が100倍マシです。

 

どのような運動でも回数設定は正確に設定していきましょう。

 

逆に他のPTやトレーナーのトレーニング、リハビリを処方している光景を見てみてください。

 

どの運動も10回に設定している人に質問をしてみましょう。的確な答えが返ってくる可能性は低いです。

 

あくまで持論ですがね(笑)