南の小言

100年健康を作るPTの日常

愚痴はやめよう

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私の出身校は星稜高校星稜高校は全国的に有名であり県外の人に話しても通じることが多いです。星稜高校といえば「松井秀喜」や「本田圭佑」でしょう。「馳浩」なんかも星稜高校出身です。特別頭の良い高校という訳ではありませんが、県外の人と話すときでもネタにしやすい点は非常に便利です(笑)

 

私が高校生の時、学校のエントランスの壁に本田圭佑のポスターが貼られていました。そしてそこにはこんな文が添えられていました。

 

「悩みは言葉にした瞬間小さくなる」

 

元々ストレスを溜め込みやすいタイプだった私はこの言葉に感化され、どんな悩みでも友達や家族に相談するようになりました。するとストレスを一人で抱え込む癖が無くなり、前より明るくなった気がしました。

 

あれから10年弱。最近思うことがあります。

 

「悩みを言葉にしすぎではないか」

 

前提として、悩みを人に相談するという行為は大切なことだと思います。ただ、悩み相談をすることで当事者の悩みは小さくなるかもしれませんが、毎回それを聞いている人はどう思うでしょうか。内容次第では【自分よがりな完璧主義者】【プライドが高い】【ストレスに弱い人】等マイナスな意味で捉える人もいると思います。少なくとも普段から悩みばかりを話している人に対し、ポジティブな感情が生まれることはないと思います。悩みを【愚痴】と変換して受け取る人もいるでしょう。

 

悩み相談=他人に頼る人という訳ではありませんが、度が過ぎると【一人で解決できない人】というレッテルを貼られてしまうかもしれません。そんな人に重要な仕事を与える人はいないと思います。

 

今後重要になるのは【自己解決力】です。もっというと【ロジカルシンキング】を身につける必要があります。ロジカルシンキングとは、物事を体系的に整理し筋道を立て、矛盾なく考える思考法のことを言います。悩みを人に相談する前に、課題分析と解決策の立案を実施しなければなりません。そこまでしてもどこか壁にぶつかってしまった場合、そこで初めて相談という選択をすることが適切だと考えます。

 

他人の力は借りるべき時に借りる、そして必要以上に借りない

 

それが自己解決力を養うために必要なことであり、自身の成長に繋がる要素だと思います。

 

誰かのに上司になった時、自己解決力がない人間に部下はついてこないと思っています。

 

今から養うべきは自己解決力。

 

そのために【愚痴がやめよう】