南の小言

100年健康を作るPTの日常

栄養はいらない?

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水曜日から38℃の高熱が続いており、なんとか昨日まで仕事を遂行してきましたが、今日は39.4℃まで上がってしまい流石に今日明日とおやすみを頂きました。

 

ここ最近になって高熱に悩まされることが増えており、仕事に支障が出ています。仕事が出来ないストレスは本当に大きく、リハビリキャンセルは利用者さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 

自分の健康づくりにも力を注いでく必要があります。

 

先日、ほりえもんがこんなことを言っていました。

 

「栄養とか考えてるやつ、馬鹿でしょ」

「(栄養が健康に大切というのは)貧しい時代の話だろ」

 

彼は栄養と健康の関係性には否定的な見解を持っており、彼自身肉しか食べずに健康を保っているそうです。

 

ただ、確実に言えること。それは【健康には栄養が大切】ということです。当たり前なことではありますが、実際栄養を摂取しなくても元気な人はいます。そこにはどうしても【生体個体差】が存在する為、世の道理が当てはまらない人がいます。

 

同じ年齢でも若く見える人や歳をとって見える人等様々です。90代でも自立した生活を送っている人もいれば60代でも幾つもの病気に悩まされている人もいます。その差は何から生まれるのか。

 

もちろん最も大きな理由は【生活習慣】です。食事(栄養)や酒タバコ、運動習慣の有無等あらゆる生活習慣が人生に大きく影響します。これは間違いありません。

 

ただそこに乗っかってくるのが【遺伝】と【生体個体差】です。

世の中には遺伝性の病気や体質がたくさんあり、いくら健康に気を使っていてもその遺伝的要素には抗うことができないケースが多いのが現状。「健康に気を使っていたのに…」と話す患者さんに詳しく話を聞いていると、同じ病気を患っていた身内が複数人いたというケースはよくあります。

 

そして生体個体差。毎日カップ麺を食べ続けているのに一切病気にかからず、健康診断でも正常になっている人。全く歯を磨かないのに虫歯が一つもない人。タバコを吸い続けているのに肺に問題を抱えていない人。健康に気を使わなくても健康を保てる人も実はたくさんいます。その理由は【たまたまそんな体質だった】というよりほがありません。そこにはアルコール耐性と同じで遺伝的要素も含まれますが、多くは単なる個体差です。

 

そんな人に栄養や歯磨きの重要性を語っても響かないでしょう。

 

忘れてはいけないのは、大多数には【栄養、運動、休養】が必要だということ。

 

有名人が‪「栄養は必要ない」といえば、そう思ってしまう一般人も多いとは思いますが、そんな訳がありません。

 

なぜ古来から唱えられているのかを考える必要があります。

 

栄養について考えることを忘れてはいけません。