南の小言

100年健康を作るPTの日常

友達が教諭に!

私の専門学校時代の同級生PTが、来月から母校の常勤講師になります。元々大阪のクリニックで働いていた彼ですが、私や先生方の猛烈なアプローチにより石川県に戻ることを決めてくれました。

 

また定期的に会える環境になることはもちろん嬉しいですが、きゃんばすとアカデミー(母校)が繋がる機会が増えることも楽しみです。

 

彼は私と同じ歳なので26歳。26歳でアカデミーの常勤講師になるのは簡単ではありません。表立って募集をかけている訳ではありませんので、現教諭の方々に認められた者しか声を掛けてもらえません。学業、人柄共に優秀であれば良い話も自然と転がってくることを改めて感じました。

 

ただ、これからPT専門学校には厳しい時代になります。PTの生き残りが厳しい時代になることは私のブログでも度々記載していますが、それでもPTを目指す人は年々増加しており、PT学科を新設する大学も増加しています。実力社会になりつつある現代ですが、それでも大卒と専門卒では給料に大きな差があり、それは医療界隈の枠に留まりません。

 

最終学歴の兼ね合いから専門学校より大学を選択する人は今後も増えていくでしょう。

 

そもそものPTの未来に関する問題、大学にPT学科が増えている問題、専門学校は主にこの二つと

戦っていかなければなりません。

 

「教員は安定」

 

というのは専門学校教諭には当てはまらないかもしれせん。学生指導しつつもこの界隈の問題解決に取り組んでいかなければなりません。それは並大抵のことではなく、PTであれば誰でもできるなんてことはありません。

 

となると、この状況に彼は適任だと思っています。

 

元々なんでも自分で決めて行動してきた男であり、目標に向かって努力する癖が既についています。正直言ってきゃんばすに欲しかった人材です。ただ、そんな彼だからこそ専門学校教諭の声がかかったのでしょう。

 

PTには厳しい時代ですが、PTの新たな価値を作るチャンスでもあります。

 

是非とも彼には頑張って欲しいものです。